<巨人1-4ヤクルト>◇14日◇東京ドーム
規格外の一打に衝撃が走った。2点リードの6回1死。ヤクルト村上宗隆内野手(24)の打球は右翼へ天高く舞い上がった。ドジャース大谷は日本ハム時代の16年、侍ジャパンとして出場したオランダ戦で天井の隙間へと吸い込まれる打球を放って二塁打となった。村上の打球は天井をかすめ、右翼上部の照明付近に直撃。打った瞬間、確信したかのように固まって大きな放物線を見届けたほど文句なしの27号ソロに「完璧でした」と自画自賛した。
あまりにもドデカすぎた。右翼の広告看板に打球を当てていれば「ビッグボード賞」として100万円相当の賞金、または賞品が贈られていた。村上の打球は、その上をいった。「100万円欲しかったです」と冗談交じりに話したが、間違いなく100万円以上のインパクトを残した。
これで2戦連発。直近5試合で4本塁打と好調を維持し、チームも4連勝。高津監督も「やっぱり彼が打てばね、必然的に点も入りやすくなりますし」と話すように、4番の働きがチームの結果を左右する。「見ている人たちにワクワクしてもらえるようなホームランっていうのは僕の魅力だと思いますし、1本は1本で変わらないので、また次しっかり打てるように頑張りたいなと思います」。チームのために、豪快なアーチを描く。【水谷京裕】