今季限りでの現役引退を表明した西武金子侑司外野手(34)が15日、本拠地ベルーナドーム内の球団施設で引退会見を行った。
ユニホーム姿で会見場に登場すると「本日はお忙しい中、このような場を設けていただきありがとうございます。どんな形になるか分からないですけど、精いっぱい(質問に)答えていきたいと思います。よろしくお願いします」とあいさつした。
今季は36試合に出場し、27安打、2本塁打、打率は2割2分。6月1日の巨人戦(ベルーナドーム)を最後に1軍出場はなかった。引退を決断したのは「8月の終わり」だといい「来年のライオンズの戦いに自分が加わっているイメージが最後はできなかったので、そう思ってしまった瞬間に現役を引退しようという風に決断しました」と明かした。
立命館宇治-立命館大を経て、12年ドラフト3位で入団。持ち前の俊足を生かして、最多盗塁者賞のタイトルを2度(16、19年)獲得するなど、活躍した。そんなプロ野球人生の中で印象に残っていることには、ルーキー時代の13年に開幕スタメンで出場した際のプロ1打席目を挙げた。「生きてきてこんなに足震えることないやろうなと思うぐらい足震えていたので、本当に最高の経験ができたなと思います」と当時を振り返った。
引退試合に向けては「思いっきり最後は楽しんで、皆さんにも楽しんでもらって人生の大きな思い出になる1日にしたいなと思います」。ファンに最後の勇姿を届ける。