【日本ハム】新庄監督、雨天中止は恵みの雨?焼き肉堪能の清宮幸太郎は「打球たぶん詰まってた」

楽天対日本ハム 試合中止となり記者の質問に応じる日本ハム新庄監督(撮影・滝沢徹郎)

日本ハム新庄剛志監督(52)が15日、楽天戦(楽天モバイルパーク)の雨天中止を歓迎した。14日は逆転負けを喫し、この日は相手先発がアクシデントで急きょ変更。やや嫌な流れだったことに加えて、打撃好調の清宮幸太郎内野手(25)が前夜は「モーレ野手会」に参加。たらふく焼き肉を食べていたことも踏まえて“愛あるイジり”を交えて「恵みの雨」と受け取った。

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雨天中止も「新太郎劇場」で前向きに捉えた。新庄監督はニヤリとして言った。「今日、試合が中止になって良かったのは清宮君が昨日、焼き肉に行っていたから。(試合が開催されていたら)昨日のようなホームランボール(打球)はたぶん詰まっていた」と“伏線回収”で笑い飛ばした。

14日に12号ソロを放った清宮に対して、指揮官は「たぶん(13日に先約があってレイエス主催の)食事会に行かなくて、おなかいっぱいになってないから、キレがあって打てたホームラン。ただそれだけ。行ってたら、たぶん牛一頭(分)食ってるから」と“愛あるイジり”をしていた。

その清宮は、14日の試合後に2軍野手陣が招かれたレイエス主催の「モーレ野手会」の第2夜に参加した。「楽しかったです。いっぱい食べました。(13日に参加した)1軍の人たちより食べていたらしいです」と笑顔の清宮は、おなかいっぱい焼き肉を堪能した。

そこを再びイジった指揮官だが、「でもね、楽しかったらしいので」と英気を養った背番号21の姿に笑顔。清宮も16日楽天戦に備えて「今日は(おなかいっぱいの焼き肉は)控えます」と笑って、球場を後にした。打撃好調の好循環を生む「新太郎劇場」は雨天中止でも絶好調だった。

嫌な流れも雨で流したい。逆転負けから一夜明けたこの日は、相手先発が急きょ、内から高田に変更されるはずだった。新庄監督は「ちょうどいい雨だったんじゃないですかね。(代役の)高田君のデータはあまりないし。そういうピッチャーの時こそ、ずっと0点に抑えられることの方が多い」。CS進出へのラストスパートへ、仕切りなおしの“恵みの雨”とする。【木下大輔】

◆新庄監督が清宮に“愛あるイジり”を展開する「新太郎劇場」アラカルト

★7月9日

 

新庄監督「今日の1打席目からタイミングを早めに取って、いいポイントで打っていたからずっと期待を持てる1日だった。けど、彼はすぐ変わるから」(延長10回に今季1号を放った西武戦後)

 

★同21日

新庄監督「いや信じませんよ。まだまだ。今の時期10本は打ってないといけない選手だからね」(2、3号と2打席連発で前半戦最終戦を締めくくったロッテ戦後)

 

★同25日

清宮「たぶん褒めたら、なんかダメになっちゃうところがあると思うんで(笑い)。あれぐらいの方が全然。僕も気が緩んだら緩んじゃうので。全く嫌な気持ちにはなっていないです。いつも声はかけてくださるので。だから全然、ありがたく(記事を)見ています」(エスコンフィールドでの全体練習後。後半戦開幕を前に“愛あるイジり”を受けている新庄監督に)

 

★8月1日

新庄監督「信用しないし、一生…へへへへ」(先制4号ソロを放ったオリックス戦後)

 

★同3日

新庄監督「幸太郎君は、ほめることはない。あれはもう“まぐれ”です」(5回に同点5号3ランを放ったソフトバンク戦後)

 

★同7日

新庄監督「今日は100%、振ったところにボールが来ただけ。あと5本打って昨日の走塁をチャラのちょっと下ぐらい」(8回に決勝の6号2ランを放った楽天戦後。試合前は8月6日同戦での走塁ミスを戒め、軽く頭にげんこつ)

 

★同10日

新庄監督「あー、打ったね。おなか空いて、カロリーメイトの袋を開けてたら、打ってました。見てなかった(笑い)。いいバッティングしました? 後でチェックしときます(笑い)」(8回に7号ソロを放った西武戦後)

 

★同11日

新庄監督「2年前に僕が『痩せろ』と言っていなかったら間違いなくライトフライ。ボスのおかげ(笑い)。キレが出ていないから」

清宮「なるほど…そうかもしれないです。その通り」(5回に球団通算8500号となる8号2ランを放った西武戦後)

 

★同20日

新庄監督「あ、そう? (ベンチ裏で)ナッツ食ってた、ナッツ」(3回に適時三塁打を放ったロッテ戦後)

 

★同21日

新庄監督「あそこ、ダブルスチールかけてたんですよ、清宮君の時。そしたら(サインを)聞き直したから取り消したんよ。聞き返すな! うわ、聞き直しちゃった!『稀哲!』って呼んで『ナシや!』って。がっかりですよ。不意を突くのが作戦なんだから。だから、その後に打ってもほめはしません。ミスミスミス」(5回に適時打を放ったロッテ戦後)

 

★同22日

新庄監督「(2回の第1打席後に)左膝にちょっと違和感が出て代えようかと思ったけど、本人は大丈夫って…だから左膝のおかげで打てた。踏み込めないから。それのみでしょ。ケガの功名」

清宮「1打席目は普通に打ったんで(笑い)」(佐々木から3安打を放ったロッテ戦後)

 

★9月4日

新庄監督「ここで1発出たら大したもんだなって心の中で思いながら、打って帰ってきて。あのクラゲポーズ? イカポーズ? をしないかずっと見てた。あれ、いらないんですよ。そしたらボスがいないとこでちょっとキュキュッと(踊っていた)。ホームラン打ってんだからカッコよく振る舞ってほしいんすよね」(9回に3点差をひっくり返した後にダメ押し11号2ランを放ったソフトバンク戦後)

 

★同14日

新庄監督「たぶん食事会に行かなくて、おなかいっぱいになってないからキレがあって打てたホームラン。ただそれだけ。行ってたら、たぶん牛一頭(分)食ってるから」

清宮「なるほど、そりゃそうですね(笑い)」(前夜は焼き肉屋で開催されたレイエス主催の「モーレ野手会」を欠席も、8回に12号ソロを放った楽天戦後)

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