【西武】増田達至、引退は事前に戸柱、大城卓に伝えず「連絡すると心配」最後まで後輩気遣う

西武増田達至(2024年5月14日撮影)

西武増田達至投手(36)が、今季限りで現役を引退することが16日、分かった。この日球団から発表された。

12年ドラフト1位で西武に入団。1年目からリリーフで活躍し、15年に最優秀中継ぎ、20年には最多セーブを獲得し、2度のリーグ優勝に貢献した。守護神、セットアッパーなどタフなポジションで1年目から30試合以上に登板したが、今季は12試合で0勝2敗、防御率4・09で現役生活に別れを告げることを決断した。

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増田は面倒見が良く、後輩からも慕われる。毎年1月、NTT西日本で行われる自主トレでは自身はオリックス平野佳、比嘉ら投手陣と練習するが、夜は野手組のDeNA戸柱、松尾、巨人大城卓を誘って、食事をごちそう。食事後にはコンビニに立ち寄り「好きなものを入れていいよ」と練習の合間に食べる補食やあめ、ガム、生活用品など、買い物かごいっぱいに詰め込む後輩を笑顔で見つめた。

良き兄貴分は、最後の最後まで後輩を気遣った。自身の引退は事前に戸柱、大城卓には伝えなかった。「優しいから連絡すると心配してくれて、何かしてくれようとしたりする。優勝争いの大事な時期ですし、自分のことに集中してほしいなと思って」。引退の発表も西武岡田、金子侑の引退試合の後にこだわった。自分のことよりも周囲を大事にする男らしかった。【12~13年西武担当=久保賢吾】

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