【ヤクルト】村上宗隆28号「ハイタッチいっぱいできるように」引退発表青木宣親ベンチ入りに笑顔

ヤクルト対広島 4回裏ヤクルト無死一塁、村上は右越えに2点本塁打を放つ(撮影・丹羽敏通)

<ヤクルト5-4広島>◇18日◇神宮

ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、大喜びでベンチに帰ってきた。いつも以上に、テンションの高いハイタッチ。徐々に、目元が緩んでいった。列の最後にいた。「うれしかったですね」。今季限りで現役引退する青木宣親とガッチリ両手を合わせた。

出迎えた青木も笑っていた。「ムネがね、ベンチで帰ってきて、タッチする時に何か俺がいたのを忘れていたのか『あっノリさん!』とかって」。8月4日以来の1軍登録。引退発表してからは、初めてのベンチ入り。だからこそ、村上も先輩がいるという、当たり前じゃない光景をかみしめていた。

有言実行のアーチだった。3点を追う4回無死一塁。広島九里の高め直球を右翼スタンドギリギリに放り込んだ。「ちょっと詰まったんですけど、しっかり押し込むことができた」。試合前には自身のインスタグラムで青木とのツーショットを投稿。「たくさん勝利のハイタッチ笑顔のハイタッチができるように(一部省略)」と思いを書き記し、見事に実現した。

これで28本塁打、74打点でリーグ2冠。村上は「これまでたくさんいろんな背中を見せてくれたので、残り試合はしっかり勝ってね、ハイタッチをいっぱいできるように頑張っていきたい」。師と仰ぐ大先輩の前で、アーチを描き続ける。

 

▽ヤクルト高津監督(青木について)「ノリはね、いつ登録しようかずっと悩んでいて、実は先週の甲子園ぐらいかと思っていたんだけど、せっかくなら神宮からにしようかと思って決めました。残り今日入れて13試合ですけど、真剣勝負をね、しっかり楽しんでほしいと。基本的には代打で行くけども、しっかりチームのために貢献してくれとは伝えました」

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