中日田島慎二投手(34)が22日、バンテリンドームで現役引退会見を行った。現役13年間の通算成績は461試合登板、25勝41敗、75セーブ、116ホールド、防御率3・62。節目の500試合登板を逃したが、「自分らしく13年間やれたかなと思っている。引退を決めたことに関してはすごくすっきりしています」と晴れやかな表情で語った。
会見終了後には、沖縄で公私ともに親交の深い大野、祖父江が若手代表の勝野、清水、橋本から花束を贈られ涙を流すシーンもあった。16年には開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録を樹立(当時)。20年4月にトミー・ジョン手術を受けリハビリを続けた。今季は開幕1軍を逃し、6月27日阪神戦(甲子園)に初登板。先頭から3連打を含む4安打、1四球で1死も取れずに降板し出場登録を抹消された。「勝負の年になると決めて、春からやってきた。僕の中で心が折れた、やめなきゃいけないかなという気持ちなった試合だった」。引退を思い浮かべた日を振り返った。
引退後に関しては「来年以降は全く決まっていない。野球を通じて恩返しができればいい。野球のいいところをアピールできるようにやりたい」と話した。現在、2軍帯同中でチームは13年ぶりのウエスタン・リーグ優勝争いを展開中。ファームでも戦力として登板を継続するという。10月5日、DeNA戦(バンテリンドーム)で引退セレモニーが予定。タジ魔神は、ナゴヤ球場などでも勇姿を見せ続けていく。