<SATO presnts イチロー選抜KOBE CHIBEN17-3高校野球女子選抜>◇23日◇東京ドーム
“平成の怪物”西武、レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏が、打撃で勝利に貢献した。
8回2死一、三塁、右前適時打を放ち好機を広げた。「僕だけ打ってなかったので。(4番の)松井さんにつないだ僕をもっと褒めてください(笑い)」。4回には無死一、三塁から右犠飛も放ち5打数1安打2打点の活躍を見せた。
昨年は「僕もいい投手だったんだよ、と思い出してもらおうかな、と。投げている姿をもう1度見せられたら」と投手復帰宣言していたが、2週間前の練習で右肩の不調を感じ登板を断念。「1人でも、1イニングでも投げられたら、と準備はしていたのですが。来年は投げられる状態を作って、マウンドに立ちたいですね」と、あらためて投手復帰を誓った。
今年で3回目の参加も「3回目で今年が一番幸せな気持ちにさせてもらいました」と、笑顔を見せた。それは、メジャーの先輩、イチロー氏、松井秀喜氏とともに、同じユニホームを着て、ともにプレーできたことへの感謝の気持ちだった。2回には、松井氏が中堅の守備から三塁へ。左翼を守る松坂氏から、マウンドの背番号「51」と三塁を守る「55」の背中がよく見えた。「2人の背中を見ながらプレーができるなんて。こんな幸せなことはないですよ」。メジャーのレジェンドたちの後ろ姿に感動した。少年のような気持ちで、一緒にプレーし、女子野球の選手たちのひたむきなプレーにも、刺激を受けた。「自分自身も頑張りたいな、と思いました」と、現役を引退してもなお、ユニホームを着てプレーをすることの意味をあらためて受け止めながら、来年、またこの舞台を目指す。