東北工業大・後藤佑輔164球完封「やっと…」山田翔琶が決勝弾「すごいうれしかった」

勝利の瞬間、グラウンドに駆け寄る東北工業大の選手ら(撮影・高橋香奈)

<仙台6大学野球:東北工業大1-0仙台大>◇24日◇秋季リーグ第4節第2日◇東北福祉大球場

東北工業大が第1日に敗れた仙台大とのロースコア対決を制した。先発した後藤佑輔投手(4年=仙台育英)が強力打線を164球、4安打、11奪三振で完封。両チーム唯一の得点となった山田翔琶(とわ)内野手(1年=東北)の本塁打で試合を決めた。

9回を守り切った瞬間、後藤はマウンドで「やっと…」と安堵(あんど)の表情を見せた。前カードの東北学院大、東北福祉大戦では自らの荒れる投球に納得できなかった。悔しくて雨の日も最後まで投球練習をする姿を指導者たちも見ていた。

フォームを調整し、コントロールの精度を上げ、思い描いた投球で努力が実った完投となった。

自らの本塁打が決勝打となった山田は「入る瞬間まで(本塁打だと)わからない感覚だったが、すごいうれしかった」と満面の笑み。春から後藤の援護ができていないという状況に、指導者からも「1点でも取ってやれ」とげきを受けた。球速が持ち味の仙台大投手陣の攻略をすべく、打撃マシンで鍛えた日々が結果につながった。

25日は同カード3回戦で、勝ち点をかけた戦いに挑む。