<ソフトバンク2-4西武>◇26日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンクは守護神ロベルト・オスナ投手(29)が誤算で連勝は「5」でストップした。7年ぶりの貯金40もお預けとなった。勝てばハーラートップタイだった有原の14勝もスルリ。小久保裕紀監督(52)はオスナについて「結果は求めてない。有原の最多勝がかかってたから、そこはアレですけど、一番合わせるのはクライマックスなんで」と巻き返しに期待した。
オスナは8回を1失点に抑えた有原を受け、1点リードの9回に登板。無死満塁の大ピンチから2死までこぎ着けたが、代打栗山に逆転打を献上。その瞬間、有原の勝利投手の権利が消滅した。4安打3失点と乱れた右腕は「こういう結果になって有原には申し訳ない」とわび「これから状態を上げてチームの力になりたい」と雪辱を誓った。
今季も絶対的守護神として開幕を迎えた。だが腰部の検査と治療で8月に渡米。今月6日に再来日し、1軍復帰後は5試合連続無失点中だったが、連投となったこの日は30球を費やすなど苦戦した。21セーブをマークしているが、防御率は再び4点台に下降。倉野1軍投手コーチは「今言えることはオスナがクライマックスシリーズで100%に持っていってもらうということだけ。今は70~80%ぐらい。間に合わないとダメです」と語気を強めた。
北の大地ではこの日、日本ハムが6年ぶりのCS進出を決めた。新庄ハムとの今季対戦は11勝11敗1分けだが、ここへきて6連敗中。仮にCSファイナルで激突することになれば、守護神の完全復活は突破に必要な条件だろう。過去にはメジャーで最多セーブも獲得した助っ人も重要な役割は熟知している。「小久保さんには本当に感謝しています。1年間、本当によくしていただいた。小久保さんのために勝ちたい」。シーズンは残り6試合。恩返しの快投で指揮官を安心させたい。【只松憲】