<広島3-2阪神>◇27日◇マツダスタジアム
阪神大竹耕太郎投手(29)の粘投は実らなかった。初回から4番小園の一塁線を破る右二塁打などで2死二、三塁のピンチ。5番坂倉に初球136キロ直球を捉えられ、ライナーでの2点先制右前打を浴びた。
「大事な試合の重みを分かっていたが故に力が入ったのはありますけど。やっぱりそこで点を取られているのは責任は大きいので」
逆転優勝へ1試合も落とせない終盤戦。通算9勝1敗で敵地では7勝無敗のコイキラー。相性の良さをもってしても緊張感に包まれた。
2回以降は立て直し、7回途中6安打2失点。内容をまとめたが試合後は敗戦の責任をにじませた。「自分が打たれていなければ負けていないし、その事実は受け止めなきゃいけない。初回をちゃんと抑えていれば勝てる試合だった」。敵地広島戦で初めて逃した白星。前を向き、悔しさは次戦にぶつけるしかない。