<ソフトバンク1-0オリックス>◇30日◇みずほペイペイドーム
ギータが帰ってきた! ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)がオリックス戦に「2番DH」で先発出場。約4カ月ぶりの1軍舞台でいきなり快音を響かせた。
1回無死一塁の第1打席。オリックス山下から右前打をマークした。「来た球に反応しようかなと」。内角154キロ直球を仕留め、一、二塁間を破った。復帰1打席目で復活を印象づける一打に「上で打ってなんぼなんで。打てて良かったです」。一塁ベース上では手をたたき、本拠地の歓声に喜びもひとしおだった。
焦らず、地道に、復帰の道のりを突き進んできた。シーズン序盤の5月31日の広島戦で右太もも裏を負傷。全治まで約4カ月の大けがだった。「おかげさまで。ずっとつきっきりでやってくださったトレーナーの方がいるんで。そういう方々のおかげで順調にくることができた」。当初の予定を大きく上回る回復ペースで、スピード復帰となった。「準備はできていたので」。万全な状態でレギュラーシーズンに戻ってきた。
打った直後の走り出し、二塁へのスライディングも「大丈夫です」ときっぱり。小久保監督は「打つ方は心配していなかったんで。スタメンに(柳田の)名前があるだけで(雰囲気は)変わります」と目を細めた。改めて存在感の大きさを物語る1日だった。
「クライマックスで守備に就くことを目標に掲げている。そこに向けて、調整して、上げていってほしいですね」と指揮官。2軍戦ではすでに右翼の守備にも就いた柳田も「もちろん。大丈夫です」と腕ぶした。4年ぶりのV奪還を果たした小久保ホークス。CS突破、そして日本一へ、頼れる背番号9の戦列復帰は大きい。【佐藤究】