【阪神】近本光司が長嶋茂雄以来の6年連続打撃タイトルかけ最終戦へ「できることしかできない」

練習で笑顔を見せる近本(撮影・前岡正明)

阪神近本光司外野手(29)が逆転での2冠獲得を目指し、3日の今季最終DeNA戦(横浜)に臨む。虎のリードオフマンは盗塁数がリーグトップの18個。2位に差をつけており、盗塁王はほぼ確実な状況だ。安打数159本は1位でヤクルト長岡と並んでいたが、この日2差をつけられ2位に落ちた。ヤクルトは2試合すが、近本のチャンスはあと1試合。少なくとも2本放って並び、固め打ちで1本でも上回っておきたい。それでも「僕のできることは僕のできることしかできない。自分がするだけ」と平常心を強調した。

ルーキーイヤーの19年から5年連続で打撃タイトルを獲得中。新人から6年連続となれば、長嶋茂雄(巨人)以来2人目で、61年ぶりの快挙だ。最多安打と盗塁王を同時に獲得すれば球団史上初めて。セ界では06年ヤクルト青木(192安打、41盗塁)以来で、文字通り、最強リードオフマンの称号を手にする。

チームにとっても、CSに勢いをつけるために重要な一戦になる。「勝ちに越したことはない。それぞれの思いがあると思うので、やっていきます」。白星締めへ意欲を見せながらも、冷静に話した。「勝ちが全てではないとは思うし、でも勝って終われるのは大事だと思う」。3日先発予定のDeNAケイとは、今季6打数4安打で打率6割6分7厘の好相性。CSでも第3戦の先発が見込まれる左腕との前哨戦で固め打ちできれば最高のシナリオ。最多安打の可能性をつなぎ、長岡の結果を待ちたい。【塚本光】

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