【中日】10月上旬にも井上1軍監督誕生 2軍では最後までV争い 6日DeNA戦後に正式要請へ

井上2軍監督に球団が次期監督要請。今季終了後に正式要請へ

中日井上一樹2軍監督(53)が早ければ今月上旬にも1軍監督に就任することが3日、分かった。就任3年目の立浪和義監督(55)が3年連続Bクラスの責任を取り今季限りで退任。球団は前日2日に井上2軍監督に来季の1軍指揮を打診した。同2軍監督は「監督要請を受けたのは事実。お受けするとか、お断りするとかの返事はしていない」と話すに留めたが、1軍最終戦となる6日DeNA戦後に正式要請を受けて受諾する方向だ。

同監督は立浪監督の要請で今季から2軍指揮官に就任。開幕に出遅れた高橋宏、福永らの調子を戻し1軍に送り込んだ。また、シーズン終盤に先発ローテに食い込んだ育成出身の4年目松木平を育てたほか、ウエスタン・リーグでもソフトバンクと優勝争いを展開。「(勝敗に)こだわる、と選手に発信した。どんどんアピールして、(試合に)出たいオーラ満載のやつは、すぐ俺は出す癖があるよね、って植え付けた」。持ち前のコミュニケーション力でチームを活性化した。現役時代は投手から野手に転向。中日、阪神でヘッドコーチなど8年間のコーチ経験を持つ。現場たたき上げの新指揮官に、14年ぶり優勝奪回へのタクトが渡される。

◆中日加藤球団本部長 6日まで(1軍の)シーズンはあるので、特別にコメントするということはありません。シーズンが全て終わってから正式に新監督の要請をするということになります。

◆井上一樹(いのうえ・かずき)1971年(昭46)7月25日生まれ、鹿児島県出身。鹿児島商から89年ドラフト2位で投手として中日入り。後に外野手に転向。99年には130試合に出場して初めて規定打席を満たし、打率2割9分6厘で優勝に貢献した。09年引退。通算1215試合、863安打、79本塁打、349打点、打率2割7分5厘。現役時代は184センチ、93キロ。左投げ左打ち。引退後は中日で1軍打撃コーチや2軍監督を務め、20年から22年までは阪神でも打撃コーチやヘッドコーチを務めた。

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