<ヤクルト2-5広島>◇3日◇神宮
ヤクルト高津臣吾監督(55)が、今季限りで現役引退する山崎晃大朗外野手(31)に愛のあるイジりをかました。
この日、本拠地・神宮での今季最終戦が終了。ラストゲームを迎えた山崎に対し「昨日の青木の引退に続き、きょう山崎晃大朗が最後のゲームでした。非常に男前で。あ、中身が男前で。先輩からいじられ、後輩から嫌がられ、走攻守3拍子非常に微妙な選手でした。ただ、誰よりもチームのことを理解し、自分の立ち位置を理解し、山崎とベンチで声をかける前に、何度も目が合ってベンチを飛び出す姿は、さすがだなと思っていつも感心していました。戸田球場ではお別れのあいさつをしたそうですが、神宮ではしてないので、ぜひきょう今から。山崎にあいさつをしてもらいたいと思います。コータロー!」と呼びかけた。
スタンドマイクの前に立っていた高津監督は、すぐさまマイクを高くした。山崎の身長以上? マイクを伸ばした指揮官。愛のあるイジりのオンパレードに対して、山崎は「9年間本当に温かい応援ありがとうございました。監督が言うように、すごく全部が中途半端な選手でした。打っても2割5分、盗塁も2桁届かない、打点もちょっと少ない。そんな中途半端な自分を監督はすごく辛抱強く使い続けてくれました。最後、中途半端な三振で終わるのは悔しかったんですけど、最後、(山田)哲人さんのホームラン、そして2アウトランナーなしで回してくれた中村さん。最後真っ向勝負をしてくれた(広島)森浦君に本当に感謝したいと思います。全体的に中途半端な成績でしたけど、本当に9年間ありがとうございました」としっかりと返した。これを聞いていた高津監督は「本当にお疲れさまでした。引退記念グッズも相当余っているようなので、ぜひ買ってやってください」とイジりを止めず、球場を笑いに包んだ。