【阪神】大竹耕太郎、退任指揮官へ「恩返し」の11勝「もしかしたら最後の試合になるかも」

DeNA対阪神 DeNA戦に先発する大竹(撮影・加藤哉)

<DeNA1-3阪神>◇3日◇横浜

阪神大竹耕太郎投手(29)がプロ7年目で自身初の規定投球回に到達した。冷たい雨が降り注ぐ中、5回1安打無失点の力投。今季11勝目を挙げ、レギュラーシーズンを締めくくった。

試合前時点で規定投球回まで3回1/3に迫っていた。記録がかかる4回は先頭梶原に四球を許した。それでも2番牧を中飛、3番佐野を二ゴロに打ち取り、最後は京田を131キロカットボールで遊ゴロに仕留め、手をたたいた。2回には68キロの超遅球を繰り出すなど、この日も持ち味の緩急を自在に操り、DeNA打線を手玉に取った。

「そこ(規定投球回)を目指してオフもトレーニングしましたし、1年間しっかり回るのは先発として当然求められること。自信になると思いますけど、これが当たり前ぐらいになって、毎年投げていかなきゃいけない」

この日、岡田監督の今季限りでの退任が報じられた。大竹にとっては早大の先輩。22年オフに現役ドラフトでソフトバンクから加入し、恩師のもとで2年連続2ケタ勝利を挙げた。試合後は「事実かどうか分かりませんけど…」と前置きした上で「本当にお世話になった。もしかしたら見てもらえる最後の試合かなというのはある。いいピッチングをして、恩返しのような気持ちで投げました」。虎で花を咲かせた左腕が、気合の快投を披露した。【村松万里子】

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