【阪神】あるぞCSスペシャル!岡田監督、聖域なきマシンガン継投「早め早めに」安藤投手コーチ

練習を終え笑顔で引き揚げる阪神岡田監督(撮影・上山淳一)

あるぞ、CSスペシャル! 岡田阪神が聖域なきマシンガン継投も辞さず、短期決戦を勝ち抜く。安藤投手コーチが「もちろん短期決戦で、負けたら終わりの戦いになる。そういう(特別な)のもあるかもしれない。(継投策は)早め早めという形になってくる」と匂わせた。

8日の全体練習ではリリーフ陣がシート打撃に登板。12日からのCSファーストステージ・DeNA戦(甲子園)に向けて調整を進めた。まずゲラが主力と対戦し、次は岩崎。桐敷、石井のセットアッパーコンビも元気な姿を披露。島本、漆原とマルチな働きを期待される両腕も、4日後に迫った本番を想定しながら味方相手に投げ込んだ。今日9日は残りの投手がシート打撃に登板予定だ。

現在、1軍同行中のリリーフ投手は9人。CSではシーズンと同じ8人態勢が基本になりそうだが、どんな状況でも投入できる形をとる。目先、流れを変えるための交代や、積極的な代打策に関係したイレギュラー継投も想定される。

初戦に先発予定の才木が先日、ブルペン陣を信頼して「初回から飛ばす」と宣言した。6回からは石井、桐敷、ゲラ、岩崎の4人でまかなえる。シーズンでも決まった必勝継投だが、短期決戦ではさらにバリエーションが加わる。左腕島本は「いつでも準備する。いろいろな場面を想定して、準備だけはしっかりします」とスクランブル出陣も当然とばかり。変則起用が多い漆原も「僕はどこで投げるか分からない立場なので」と常に出番に備える意気込みだ。

「ブルペン勝負」は指揮官の十八番(おはこ)だ。昨年も今年も、1イニングに4投手をマウンドに上げた試合がある。勝負どころと見れば躊躇(ちゅうちょ)はしない。相手ベンチの動きを見ながらの継投もお手のもの。ベンチとブルペンが一丸となって、厳しい一戦をつかみにいく。【柏原誠】

▽阪神ゲラ(打者5人に21球を投げ被安打1)「味方、敵はあまり考えず、いい打者5人と対戦したという感じなので。あまり打者どうこうより自分の感覚を大事にしました」

▽阪神岩崎(シート打撃で打者5人に19球を投げ安打性1本、1四球)「今日は久々だったので。もう1回くらいブルペンで投げて、試合に向かっていけると思います」