【阪神】大山悠輔、4番真価示す戦い「全員で一丸」7年前のCSは史上初新人で4安打

打撃練習する大山(撮影・加藤哉)

阪神大山悠輔内野手(29)がデータの後押しを受けて短期決戦に臨む。11日、CSファーストステージ・DeNA戦(甲子園)を前に練習に参加。4番打者はあらためて、一戦必勝の誓いを立てた。

「まずは明日勝たないとその先はないので。まずは明日、全力で。全員で一丸となって頑張ります」

初戦で対戦する東には今季14打数6安打、打率4割2分9厘と好相性。6月22日には本塁打も放った。さらに2戦目予想のジャクソンにも今季打率5割と好相性だ。

あの悪夢を払拭するのはこの男しかいない。同じDeNAを甲子園に迎えた17年のCSファーストステージ。阪神は1勝2敗で敗れた。ただ、新人だった大山はシーズン終盤の好調を買われ、3試合とも「5番一塁」に抜てき。計13打数7安打、4打点と期待に応えた。

とくに雨中の試合で知られる2戦目は右前打のあと、左越えに本塁打、2本の二塁打と大爆発。田んぼ状態になったグラウンドをはつらつと駆け回った。日本シリーズも含めたポストシーズンで、新人の4安打はプロ野球初だった。

雨天強行は物議をかもしたが、背番号3のキャリアにおいては大きな分岐点になった。それから7年が経ち、押しも押されもしない主力に成長した。昨年は初めて全試合4番としてスタメン出場し、リーグ優勝、日本一に大きく貢献。今年は不振に苦しみながら、最後1カ月は4番に再び固定され、リーグトップを争う高い得点圏打率で打線を引っ張った。森下、大山、佐藤輝のトリオが打点を挙げれば13戦全勝。中軸が機能すれば間違いなくチームは勝てる。岡田阪神が築き上げたストロングポイントで最後も戦う。

フリー打撃では右に左にライナー性の打球を飛ばし、順調な調整ぶりを示した。虎の4番として、真価を示す戦いの幕が上がる。【柏原誠】

◆大山の17年CS DeNAと甲子園で対戦。大山悠輔は3試合とも「5番一塁」でフル出場。10月14日の初戦は4打数1安打。2-0勝利。15日の2戦目は6-13で敗れたが大山は5打数4安打。3回に現カブスの今永から左中間にソロ弾。7回に砂田から中堅フェンス直撃の2点二塁打。17日の第3戦は1-6で敗れ敗退決定。大山はウィーランドから2安打と奮闘した。3戦合計で13打数7安打、1本塁打、4打点、打率5割3分8厘だった。

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