最強打線の復活が近づいてきた。ソフトバンク近藤健介外野手(31)と周東佑京内野手(28)が12日、みずほペイペイドームで行われた全体練習で順調な回復をアピールした。
右足首負傷の近藤はベースランニングを解禁。左膝違和感の周東はシートノックに復帰した。右太もも裏の故障を克服し、宮崎でフェニックスリーグに参戦していた柳田悠岐外野手(36)も1軍に再合流。16日開幕のCSファイナルステージで3人が戻り、ベストオーダーを組める機運が高まってきた。
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近藤が走った。みずほペイペイドームでの全体練習。ナインがキャッチボールを行う間、軽いベースランニングを行った。ホームから一塁へ、一塁から二塁へ。走塁練習は9月中旬に右足首を負傷して以来初めてだ。「まだ100%ではない」と話しつつ「まぁまぁじゃないですかね。(CSに)合わせることは合わせています。やることはやって準備をする」と意欲を見せた。13日は実戦形式の打撃練習で打席に立ち、11日の同じ練習で控えた走塁もにも取り組む予定だ。
周東は守った。左膝の違和感で9月下旬に離脱したが、この日からシートノックに参加。中堅守備では快足を飛ばして打球を追い「普通でした。特に、普通に、何もなく」と涼しげに言った。フリー打撃、バント練習を終えると再び中堅の位置で打球捕。「できることは増えている」。一夜明けた13日の状態と相談してになるが、CSでの復帰に意欲的だ。「痛くても痛くなくてもいくしかない。やるしかないっていう感じなんで」と語気を強めた。
柳田も5月下旬に痛めた右太もも裏を完治させてして帰ってきた、10日までみやざきフェニックス・リーグに参加し、実戦感覚を研ぎ澄ました。11日の休養日をはさみ、この日から全体練習に復帰。走攻守で体調万全をアピールした。
近藤は今季、リーグ首位打者と最高出塁率の2冠。周東はリードオフマンとして盗塁王を獲得した。シーズン最終盤に不在だった主力3人が戻れば、4番山川を中心に据えた12球団屈指の最強打線が復活する。
CSはこの日、ファーストステージが開幕し、3位ロッテが2位日本ハムに先勝した。どちらが相手でもどんと来い。16日の開幕のファイナルステージで待ち受けるパ王者が、臨戦態勢を整えている。【只松憲】