楽天小郷裕哉外野手(28)が「なるようになる」の精神を貫く。今季は12球団唯一かつ球団初の全試合フルイニング出場を達成した。1番を主戦場に6年目で初の規定打席に到達。安打数はチームメートの辰己に続くリーグ2位の145本、盗塁数は同2位の32個をマークし、打線をけん引した。「代えられない選手になろう」を体現した結果が好成績につながった。
2年連続のフルイニング出場については「ちょっと今は考えたくないです」と笑う。その上で「フルイニング出た中で今年以上の成績を出すのは1個目標にしてやりますけど、チームの成績が上がるなら、あまりこだわらなくてもいいのかなとか、いろんな思いがあります」と強調する。
パ・リーグでは19年の西武秋山(現広島)以来、5年ぶりの快挙となったフルイニング出場だが、強く意識していたわけではなかった。「全然、最初はこだわってなくて、何か気がついたら代わってないなっていうのを見て。記事にもしてもらったり、そこからは何が何でも出続けようというのはありました」と振り返った。「また来年、なるようになると思うんで頑張りたいです」と無欲でグラウンドに立つ。