【巨人】菅野智之、日本ラストはまさかの敗戦投手「すべてのボールに悔いはない」9回勝ち越し許す

巨人対DeNA 8回表DeNA2死、梶原から空振り三振を奪い、雄たけびを上げる菅野(撮影・江口和貴)

<セ・CSファイナルステージ:巨人2-3DeNA>◇第6戦◇21日◇東京ドーム

巨人菅野が日本ラスト登板を涙でぬらした。大歓声の後押しを受けながら向かった8回のマウンド。CSファイナル第2戦での先発から中3日、18年10月9日阪神戦以来の中継ぎ登板は、捕手の小林とともに「スガコバ」で登場した。初球からエンジン全開。151キロの直球でストライクを取ると、投ゴロに打ち取りその回を3者凡退に抑えた。

1球投げるたびに球場のボルテージは上がっていったのは、12年間にわたり巨人を支えてきた大エースだから。しかし回をまたいだ9回に暗転。勝ち越し点を献上した。「最善の準備をしてマウンドに上がったので。結果としては申し訳ない。でも今日投げたすべてのボールに悔いはないです」と目を真っ赤にしながら言い切った。今オフ、海外FA権行使によるメジャー再挑戦を表明。日本ラスト登板の可能性が極めて高い中、ベストを尽くした結果を必死に受け入れた。

「人生で味わったことないような悔しさなんで。またそれも糧にできれば。やっぱり悔しいですよね。でも、本当に今日の歓声っていうのは、一生忘れることできない。うれしかったです」。感謝の言葉を残して、次なるステージに挑む。【栗田成芳】

▼菅野が18年以来、ポストシーズンでは自身初の救援登板も黒星を喫し、CS通算5敗目。プレーオフ、CSで通算5敗は斉藤和(ソフトバンク)杉内(ソフトバンク)チェン・ウェイン(中日、ロッテ)の3人に並ぶワーストタイで、セ・リーグでは初めて。

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