【阪神】藤川球児監督「没頭」秋季キャンプは「一心不乱に」打ち込む 気持ちない選手は“送還”も

高知龍馬空港に到着した阪神藤川監督(中央)は歓迎セレモニーで花束を受け取る。左は横山安芸市長、右は阪神粟井球団社長(撮影・前田充)

「没頭」の秋! 阪神藤川球児監督(44)が10月31日、翌11月1日からスタートする秋季キャンプに向けて高知入りした。

就任後初のキャンプを前に、ミーティングで選手たちに伝えた言葉は「没頭しよう」。自身の経験をもとに、一心不乱に野球に打ち込むことを求めた。「没頭」が見えなければ残留練習へ送り返す厳しい姿勢も持ちながら、若虎軍団を充実の秋に導く。

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藤川監督にとって初の秋季キャンプの狙いは明快だった。「テーマは没頭。一心不乱に。特に若い選手が、周りが見えないくらいの集中力を持って」。高知入り後のミーティングで伝えたのも「没頭しよう」の言葉だった。

レベルアップを図る選手たちに「没頭」を求めたのは、自身の経験があるからだ。「雨が降って寒いけど、自分の体から湯気が出ながら投げているとかね。帽子のつばから汗が垂れながら、それでも投げているとか、ランニングしているとか、もちろん記憶にあります」。練習にのめり込んだ人にしか見えない「シーン」があるという。

「気が遠くなるまでの練習は実はみんなやってきていて。そのシーンが来た時に、あっ来た来たって思ってもらうような。どの選手にもそういうシーンが訪れたらいいよなと思います」。無我夢中で自身を追い込んだ先に見える、新たな景色。1人でも多くの選手が到達し、進化へのきっかけをつかむことを願った。

成長を求めるからこそ、厳しい目も光らせる。「うまく取り組めないような選手は、平田(2軍)監督も『いつでも帰してくれ』と。気持ちがない選手に、コーチに首根っこつかまえて何とかしろとは正直、言う気はないですね」。姿勢が見えない選手には、平田2軍監督が待つ残留練習へ“送還”も辞さない覚悟だ。

-へ指揮官として凱旋(がいせん)する鍛錬の秋。「自分たちも没頭しようと」。藤川監督ものめり込む、充実の17日間にする。【磯綾乃】

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