DeNA2位法大・篠木健太郎、楽天1位宗山に安打許さず「楽しかった」恩師に感謝「幸せな秋」

明大対法大 6回表明大1死二塁、宗山塁に投げ込む篠木(撮影・野上伸悟)

<東京6大学野球:明大4-2法大>◇3日◇第8週第1日◇神宮

DeNAドラフト2位指名の法大・篠木健太郎投手(4年=木更津総合)がドラフト会議後、初の先発マウンドに上がった。140キロ台後半の真っすぐとキレのあるカットボール、フォークボールで緩急をつけ6回まで2安打無失点に抑えたが、7回に1本塁打を含む2本の長打を浴び3失点。「今日は、感覚としてはいいボールがいっていて、7回は甘く入ったボールで僕の失投。自分の責任です」。勝ち星を挙げることはできなかった。

大学4年間、ライバルとして勝負してきた楽天1位の宗山塁内野手(4年=広陵)に対しては、とりわけ力が入り、2四球と一ゴロと、安打は許さなかった。「1年からずっと対戦してきて、一番楽しかった相手。今日も対戦を楽しめましたし、これから次の世界でも負けることなく、1歩1歩頑張っていきたいと思っています」と、笑みを浮かべた。

今秋は「第1戦と第3戦を投げさせて欲しい」と大島公一監督(57)に直訴。エースとして投げきる姿を見せてきた。あらためてこの4年間を振り返り、「僕がこのチームに残したかったのは、エースとしてマウンドを守り続ける姿。それが結果として優勝になれば一番だったんですが、僕の力不足もあってこういう結果になった。でも、たくさん投げられた、充実した幸せな秋のシーズンでした」と、隣に座る大島監督に、感謝の思いを伝えた。

スタンドではDeNAの河野スカウトが観戦。「真っすぐのコントロールも高さもいい。これから楽しみ」と、あらためて高い評価を示した。【保坂淑子】