ソフトバンク和田毅投手(43)が5日、現役を引退することを発表した。球団は来季も戦力として契約を更新する意向も、プロ22年目の大ベテラン左腕はユニホームを脱ぐ決断を下した。同日に本拠地みずほペイペイドーム内で引退会見を行う。
和田は02年ドラフト自由獲得枠でダイエーに入団。プロ1年目から14勝を挙げ、10年にはシーズン17勝で最多勝タイトルを獲得した。11年に海外FA権を行使し、オリオールズ、カブスでプレー。15年に5年ぶり古巣へ復帰し、球団最年長左腕として腕を振ってきた。
プロ22年目の今季は開幕ローテ入りを確約されるも、度重なる故障もあり、8試合登板にとどまった。シーズンのほとんどを2軍で過ごし、シーズン終盤に中継ぎとして復帰。プロ初ホールドもマークしていた。ただ、ポストシーズン前の10月に左脚付け根付近を負傷。今シーズン中の復帰は絶望的となっていた。
キャリア22年で、NPB通算160勝(日米通算165勝)の実績を積み上げた。同学年の松坂大輔氏と盟友で、「松坂世代」最後の現役戦士と呼ばれた背番号21がマウンドに別れを告げた。
◆和田毅(わだ・つよし)1981年(昭56)2月21日、島根県生まれ。浜田では97、98年夏の甲子園出場。早大では通算476奪三振のリーグ記録をマーク。02年ドラフト自由枠でダイエー入団。03年に14勝で新人王。10年最多勝、MVP、ベストナイン。11年オフにFAでオリオールズ移籍。14年カブスでメジャーデビュー。16年にソフトバンクに復帰し、最多勝、最高勝率。04年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪日本代表。179センチ、81キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸2億円。