オイシックスは4日、新潟市内で新入団選手発表会見を行った。トライアウト合格選手7人を含む、15人の新入団選手がそれぞれ抱負を語った。新潟市出身の新潟医療福大・佐藤圭内野手(4年=北越)は「1年勝負」を胸に刻み、NPB入りを目指す。
◇ ◇ ◇
佐藤はりりしい表情で、堂々と宣言した。大学の制服を身にまとい、新入団選手会見に出席。「躍動」と書かれた色紙を手に「見てもらっているサポーターの方々に『すごいな』とか『もっと見たいな』って思われるようなプレーをしたい」と胸を張った。
右投げ右打ちの遊撃手として大学では1年秋から主戦を任され、打撃で成長を遂げた4年春にはNPBスカウトにも注目された。だが、この秋に届いた調査書はゼロ。「プロ(NPB)に行けなかったら野球をやめる」という選択肢もシーズン中には口にしていたが、「やっぱり小学校の頃からの夢でもあるので」と捨てきれない思いがオイシックス入団の決め手になった。
悔しい思いもしたからこそ、「この1年が勝負」と明確なビジョンが頭の中にある。社会人チームやクラブチームに進むと、大卒ルーキーは2年後がドラフト指名解禁となるが、オイシックスは1年での指名の可能性もあるだけに「1年で決めるっていう気持ちで来ている」と強い覚悟を示した。
発せられる強気な言葉とは裏腹に、しなやかで柔らかいグラブさばきの安定した守備力が持ち味だ。「守備率で10割を目指す」とノーエラー宣言。遊撃のみならず、二塁などにも挑戦する心構えも見せた。「右打ちの内野手ってところは需要もあるはず。地元で関わってくれた方たちに恩返しも込めて頑張っていきたい」。地元新潟でさらに進化する。【大島享也】
◆佐藤圭(さとう・けい)2002年(平14)12月10日、新潟市生まれ。上山小3年から野球を始める。上山中から北越に進み、19年の秋季県大会で優勝。新潟医療福祉大では1年秋から遊撃でレギュラーに定着。リーグ戦通算5本塁打。175センチ、78キロ。右投げ右打ち。血液型AB。
○…中越・高橋駿臥投手(3年)は少し緊張気味の面持ちから「サポーターの方々に楽しんでもらえるような選手になりたい」と声を弾ませた。今夏はエース右腕として、4強入り。甲子園には届かなかったものの大黒柱としてチームを支えた。会見を終え「見に来てくれる方の期待に応えられるようなプレーをしたい」と目を輝かせた。
○…最速145キロ右腕、新潟市出身の松本大・南波秀投手(4年=東京学館新潟)は「結果で恩返し出来るように頑張りたい」と意気込んだ。11月に行われたトライアウトで合格を勝ち取った。高校以来となる地元新潟でのプレーに「自分の知り合いとかにもたくさん見てもらえると思うので、活躍している姿をお届けして、地域にも貢献していきたい」と話した。