日本ハム宮西尚生投手(39)が40歳になる来季も現役を続行する。5日、北海道・北広島にある球団事務所で、今季年俸5000万円から「アップしていただきました」と増額提示を受け、サインした。
「契約していただいたことに感謝。それしかないですね」。17年目の今季は30試合に登板し、0勝1敗19ホールド、防御率2・10。10月14日、ロッテとのクライマックスシリーズファーストステージでは、3点リードの9回にマウンドへ。3者凡退でCS初セーブを記録し、ファイナルステージ進出を決めた。「勝ってファンの方も喜んでくれて。それを求めてたんだと、すごく思いましたし。来年、ああいう戦いを常にできるように。そして最後に笑いたいなと」と日本一を見据えた。
2軍再調整の期間もあったが、勝負どころで1軍に戻りCS進出に貢献。「ファームにもいましたけど、自分のことをしっかり考えているし。そういう後輩のおかげで刺激を受けて。チェンジアップ覚えたのも若い子に刺激を受けて“なんかやってやろう”と思ったから」と振り返った。
今年の後半の原動力は「何か楽しさをつかめた。4、5月は“やめよう”と腹をくくっていた。そこから最後にこういうことが起こるとは。CSの最後のイニングを任せてもらえるなんて、あのときは想像もしていなかった」と話した。
40歳になる来季へ「チャレンジはいろいろ試してみたい。せっかくチェンジアップを1軍で使える。でも覚えたばっかり。修正方法をしっかり詰めていきたい。今までのスライダーももう一度磨き上げて。あとは今年同様、愉しみたい。そのために、この時期、しっかり準備したい」と気を引き締めた。
オフのトレーニングはブレない。「ひたすら走って行きます。しっかり走り込んでキャンプインしたい。引退するまで変わらない」。鉄人イズムを貫徹し、18年目のシーズンに臨む。