ヤクルト吉村貢司郎投手(26)が大人の投球術で2ケタの壁を突破をする。
14日、神奈川県内で自主トレを公開した。2年目の昨季はチーム最多となる138回1/3を投げ、9勝だった右腕。規定投球回&10勝に、あと1歩の数字を残した。昨季は1試合あたりの平均投球回は6イニングで、3年目のステップアップに「長いイニングを1年間を通して、投げられるというのが大事」とテーマを設定した。
長くマウンドに立ち続けるために、投球の幅を広げ、球数を減らす。「少しでも1球で終われたら、それがベスト。ゴロを打たせる方向だったり、どうやってバッターを打ち取るかなどが大事になってくる」と話した。ツーシーム、チェンジアップの改良を意識。フォームも緩急を付けながら、打者タイミングを外す投球術にも磨きをかける。
シーズンをフル回転で結果を残すことが最重要と捉え、その延長線上に初の大役を見据える。3月28日巨人戦(東京ドーム)の開幕マウンド。昨季、東京ドームでの巨人戦は2勝0敗、防御率0・00と好相性のデータも残る。吉村は「やっぱり選手である以上、狙うべきところではあります。僕自身もしっかりそこを狙って頑張っていきたい」と話した。その上で「1年間どうやって投げて、どうやって勝つかっていうのが大事になってくる」と続けた。
目標を記す色紙には「勝利」としたためた。「しっかりと2ケタ勝利、そして15勝以上っていうのを目標に。勝つことに貪欲に。僕の勝利への意思がしっかりとチームの勝利につながり、1つでも多く勝てれば」と決意を示した。