【巨人】新外国人キャベッジ「日本式」で勝負「何でも受け入れる姿勢示す」元同僚の菊池雄星助言

入団会見に臨み、巨人吉村編成本部長(左)と写真に納まる新外国人のキャベッジ(撮影・江口和貴)

巨人の新外国人トレイ・キャベッジ外野手(27=アストロズ)は、「日本式」で勝負する。30日、川崎市のジャイアンツ球場で入団会見。この日の朝にひげをそり、「ジャイアンツスタイル」で臨んだ。エンゼルス時代の23年に大谷翔平投手(30=現ドジャース)、昨年はアストロズで菊池雄星投手(33=現エンゼルス)とプレー。見て、聞いて、学んだ「ジャパニーズスタイル」を体現する。

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キャベッジは、前夜の来日時に蓄えられていたひげをきれいにそり、会見場に現れた。トレードマークのひげをそるのは19年以来。「確かにちょっと感触は違いますし、顔が若干風に当たって、冷たいなと感じてますけど」と口元を触りながら「ただ、すぐに適応できるものだと思っています」と笑った。

新たな挑戦となる日本でのプレーだが、2人の日本人選手を通じて「ジャパニーズスタイル」に触れた。23年に所属したエンゼルスでは大谷とプレー。打席でのアプローチ方法、日々の準備の話などを聞き「非常に感銘を受けた」という。「日頃からの努力であったり、野球に対する姿勢を大いに学んだ」ことは今も胸に刻まれている。

巨人に入団が決まった時には、アストロズ時代に同僚だった菊池から助言を受けた。「オープンな気持ちを忘れないこと。何でも受け入れる姿勢を示すこと」と異国の地で成功する秘訣(ひけつ)を吸収。妻同士も仲が良く、公共交通機関の移動方法や外食のおすすめスポットなど私生活でのお役立ち情報も聞いた。

球団が2年前から追い続けた、待望の長距離砲だ。23年には3Aで打率3割6厘、30本塁打、89打点、32盗塁で「トリプルスリー」を達成。吉村編成本部長からは「2年前からプレーを見ていて、パワーは素晴らしく、走塁もアグレッシブ。ジャイアンツの野球にフィットする」と、主軸として期待を寄せられている。

スケールアップし、チームに合流する。オフの自主トレで体重は4~5キロ増加。会見後は室内練習場でバットを振り、快音を響かせた。貪欲な姿勢も変わらず、田中将から「いろいろ話を聞いてみたいです」と目を輝かせる。米国時代は飛距離も長所の1つだった。「目標ができた」と、日本一とともに東京ドームでの“看板弾”も成し遂げたいことのリストに加えた。【久保賢吾】

◆トレイ・キャベッジ 1997年5月3日、米テネシー州生まれ。グレインジャー高から15年ドラフト4巡目(全体110位)でツインズ入団。22年にエンゼルスに移籍し、23年7月にメジャーデビュー。昨季はアストロズに所属し、オフにパイレーツ移籍を経て巨人入団。メジャー通算67試合、2本塁打、15打点、打率2割9厘。23年に3Aでトリプルスリー達成。今季推定年俸2億円。188センチ、92キロ。右投げ左打ち。

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