【日本ハム】新庄監督、若手主体の紅白戦を視察「そういうところ、僕全部見てるから」/一問一答

日本ハム2軍の沖縄・国頭キャンプでドラフト1位柴田の打撃練習を見守る新庄監督=2025年2月4日

日本ハム新庄剛志監督(53)が4日、沖縄・国頭村での紅白戦を視察した。

試合前にはドラフト1位ルーキーの柴田獅子投手(18=福岡大大濠)の打撃も直に観察し「合格」と太鼓判。若手主体の紅白戦では、今川優馬外野手(28)と有薗直輝内野手(21)が本塁打を放つなど、懸命のアピールを肌で感じ取った。

新庄監督の一問一答は以下の通り。

-寒い中での初実戦

「よかったね~特に今川君。ホームランもよかったんですけど、その前の1打席目に、僕が見に来てるってことを知ってて3ボールから打ちたいところをしっかり我慢して、フォアボールを選んだ。その後のホームランにつながったから、ものすごく…もしかしたら、もしかするんじゃないですかっていうぐらいのアピールですよ。よかったよ」

※今川の第1打席はフルカウントから、左腕根本の膝下に食い込むスライダーを見送り四球。

-今川は3日のライブBPでもフェンス直撃を含む2安打

「昨日は(打つ前に投手が投げる)球種を聞いてましたもん。真っすぐとか、変化球とか。今日はもう普通に実戦で、左ピッチャーでしたからね。右(投手)でどういうバッティングするか見たかったんですけど。左得意ですもんね」

-先発の根本は

「うーん、もうちょっとかな。変化球でストライクを取ってほしいんですよ。彼、真っすぐはいいボールを持ってるんで。特にスライダーでストライク取れたら僕の評価も上がるんですけど。でも、投げ方自体はちょっとスムーズになった気はしますけど」

-結果は出なかったが良かった選手は

「今日? 若林くんの右打ちよかったんじゃないですかね。ライト前(安打)」

-打席の前に若林と何かお話をされていた

「『ケガしたらもう終わりよ』って。『だめよ』って。もう癖ついてるから、その辺は自分で考えてやらないと。ケガした時点で、もうプロ野球選手でもないし、その辺を考えなさいということを伝えた後のライト前だったから、ちょっとうれしかったですね」

-今日は球場に来てすぐに柴田の打撃を見に行った

「もうね、2球打った時点でもうオッケーぐらいのバッティングフォーム。いや素晴らしかった。ちょっとほれるぐらい。今日5分ぐらいしか打ってないんじゃないかな。もうもう合格。僕の中では」

-柴田本人は、まだまだだと

「もちろんもちろん、もちろん。それはそうですよ。でも、僕は好きなバッティングフォームで。あまり崩されないかな。もちろんプロのボールを見たら、自分の中ではポイントを前にしていても詰まるのは間違いない。けど、バッティングフォームを崩さずやっていけば、だんだんだんだん慣れてってポイントが前になるから全然問題ないです」

-早めに1軍に呼ぶことは

「ない、ない。それはないです。投げる方も見たいしね」

-有薗のホームランは。

「風じゃない? 風、結構影響してますよね。結果はホームランだったんですけど。でも、もともと飛ばす力あるしね。結果的にはホームランだったんで。でも、そんなに驚かないかな。いいもの持ってるんで。あとは、野球は打つだけじゃない。守備の方もしっかりしてもらって。特に投げる方はいいんで、捕る方の瞬発系。速い打球に対して、どうさばくかっていうところが彼の課題ですね」

-早い段階での紅白戦。まだ寒い中で結果を出している選手にはどのような評価を

「選手は寒くないんじゃない? 選手は動いてるから。俺たちは寒いけどね(笑い)。だって半袖でやってるじゃないですか。もうそんなこと言ってる場合じゃないですよ、選手はもう。監督が見に来てる時点で、もうしっかりアピールをする。ベンチ前でもね、しっかりタイミングを取って(素振りとか)やってたし。そういうところ、僕全部見てるから。僕が来てるからって硬くなる選手は使えない。これ、なかなか難しいんですけど」

-新人合同自主トレの初日にキャンプを通して選手の目の色を見ると言っていたが、どうですか

「紺田(ファーム外野守備走塁)コーチの目の色、茶色いですよね(笑い)。元々だね。清水(ファーム総合)コーチも茶色いかな。林ヘッドも茶色い…ぐらい。もう目の色は、みんな輝いてますよ」

-ルーキー山県の動きは

「今日の打球、難しかったけど、あれはわざとでしょ。テクニックじゃないの。おお、うまいなと。あれちょっと難しい打球でしたね。でも、あれをしっかり何げなくポンポンポンとダブルプレーを取ってくれたら良かったんですけど」

※2回1死一塁、進藤の遊ゴロをはじくも、二塁ベースカバーに入った細川にボールが転がる。細川がベースを踏みながら拾い上げ一塁へ送り、併殺が完成。

-今川のアピールでレフトは激戦区に

「フォアボールを選んでヒットという結果のオープン戦が増えてきたら面白いですよね。一気にレギュラー取るかもしれないし」

-最初の打席での我慢してのフォアボールが高評価

「(フルカウントから次の投球を)『ああ、これ打つやろな』って。打ちにいって力んでフライ上げるかなって俺のイメージをしてたところ、フォアボール選んだね。それを我慢したっていうところは、タイミングを早く取ったから。しっかりボール2個ぐらい見極めたというところに高い評価が生まれましたね」

-ホームランもこの日のファーストスイング

「それもしっかりタイミングを早く取って、取って取って自分の打ち方をして、当てたものを乗せて運んでったっていう。あれが例えばファウルになって、次のボールが2ストライクになってから、どういう対応するのかも見てみたかったですけどね。今日まだ1試合目なんで、あとは右ピッチャーで、どういう対応(をするか)」

-名護では山崎が打撃練習。交流戦に備えて

「いや、DH。シーズン中のDHに備えて。冗談抜きで。彼ぐらいフォアボール選べるバッターはいないと思いますよ、俺は。ほんとに、いい選球眼持ってるし、2ボールになってストライク取り行くとカーンってレフト前に打つし。もしかしたら面白いと思って、真剣にバッティングをしてくれっていうことは伝えました」

-いつ伝えたか

「オフ。だから、レイエスがファースト、山崎くんDHも考えて」

-先発ローテ回りつつ、DHで出場?

「そう、交流戦の話じゃなくて」

-本格二刀流

「二刀流まではいかないけど、もしかしたら開幕DHかもしれんね。それぐらいの俺の気持ち。やるからには真剣にやらないと。中途半端な気持ちでさせないし。だから(春季キャンプ中は)1クールに1回(打撃練習)。もしかしたら増えていくかもしれん」

-キャンプ中の実戦で打席に立つ可能性は

「ある。完璧に用意してたでしょ(打撃用の)ガードから。もうきれいに部屋に並べてた(山崎のインスタグラムで公開)。ピッチンググラブより(笑い)。そういうところがまた、愉しい野球につながるしね」

-DH山崎の理想の打順は

「8番とか、DHでいくなら。8番、9番」

-DHで9番の意図は

「フォアボールで上位打線に回してもらう。終盤になったら代走出しゃいいし」

-出塁率を考えて

「DHで出塁率が4割くらいあったら。普通の野手より塁に出てくれるんだから。もう(走者を)かえす人は結構いるんで、今のウチには。塁に出てくれる人を俺、探したくて。で、山崎くんだって」

【関連記事】日本ハムニュース一覧