【楽天】小郷裕哉2年連続全試合出場に照準「頑張りたい」プレーでけん引「発言では無理なんで」

打撃練習をする楽天小郷(撮影・横山健太)

楽天小郷裕哉外野手(28)が、2年連続の全試合出場に照準を合わせた。

19日、沖縄・金武キャンプ第4クール最終日の練習に参加。シートノック、坂道ダッシュ、フリー打撃などのメニューで汗を流した。昨季は12球団唯一の全試合フルイニング出場を達成。安打数、盗塁数の両部門ではリーグ2位となり、楽天の顔に成長した。勝負強い打撃が持ち味の背番号「51」が、背中でチームをけん引する。

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楽天の顔に成長した小郷が、沖縄の地で充実感をにじませた。この日で金武キャンプ第4クールが終了。1日のオフを挟み、最終クールを残すのみとなったが「けがしてないんで。100点やと思います」。昨年はキャンプ序盤の打撃練習中に右足首をひねり、無念の負傷離脱。2軍調整を強いられただけに、健康でフルメニューを消化できていることが何よりの収穫だ。

最悪のスタートとなった昨季だが、開幕には間に合わせ、一転して最高のシーズンを送った。全143試合に出場し、打率2割5分7厘、7本塁打、49打点。145安打、32盗塁は、いずれもリーグ2位でキャリアハイをマークした。規定打席にも初めて到達。12球団唯一の全試合フルイニング出場も成し遂げた。

チーム内での地位を築いたかに見えるが、慢心はない。もう1度、レギュラーとして143試合に出場することにフォーカスする。「全試合出場は目標に掲げている。打順、ポジションとかは監督が最善の策を練ってくれるので、与えられたところでしっかり貢献できるように」と力を込めた。

キャンプ期間中の対外試合は残り3戦となった。ここまでの4試合は9打数1安打2打点。「確約されてるわけやないんで」と結果にこだわりつつも、焦りはない。「シーズン中までに試せることは試して、あんまりいい言い方じゃないですけど、シーズンを良くするために今がある。ほんとに1球1球を大事にしていきたい」と意気込んだ。

今季で7年目を迎えた。主将不在のチームをプレーでけん引するつもりだ。「試合に出ないとまず引っ張っていけない。常にフィールドに立ち続けて、その中で結果を残すことが引っ張っていくことだと思う。そんな人格者でもないし、発言とかでは無理なんで。そういう面で頑張りたい」。多くは語らず、背中で見せる。【山田愛斗】

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