【阪神】「勝負に行った」才木浩人1球に泣く「ファンの方に申し訳ない」8回サンタナに決勝打

阪神対ヤクルト 8回、先制点を許した才木は悔しそうな表情を見せる(撮影・上田博志)

<阪神0-1ヤクルト>◇8日◇甲子園

阪神先発の才木浩人投手(26)が1球に泣いた。託された甲子園開幕戦。8回5安打1失点と力投しながら開幕2戦2敗を喫した。「何とか勝ちたかったですけど。申し訳ないですね、ファンの方には」。岡田監督のもと、リーグ優勝を決めた23年9月14日巨人戦から続いていた甲子園での連勝記録は7でストップ。昨年本拠地で負けなかった男が621日ぶりに負けた。

ヤクルト先発高橋との投手戦。0-0で進んだ8回。2死二塁からこの日2安打の長岡に四球を与えた。一、二塁にピンチを広げ、3番サンタナとの対戦。1ストライクから151キロ直球を捉えられ、右翼線に決勝適時二塁打を浴びた。

「勝負に行った結果なので仕方ないですけどね。その前の長岡にいい当たりを打たれていたので、慎重になってフォアボールを出してしまった。そこをどうにかできた。1点、何とかしのぎたかったですね」

直後の4番オスナは13球を要したが遊飛に仕留めて最少失点。それでも唯一の1点に悔しさがにじむ。サンタナは昨季打率4割1分2厘と分の悪かった相手。初回は二ゴロ併殺に打ち取るなど仕事をさせなかったが、痛恨の1球になった。

前回登板の1日DeNA戦は6回途中4失点。課題に挙げていた変化球の制球面は修正に成功した。藤川監督も「すごく良かったと思うし、次また期待するというかね。普通にやってもらうだけですね」とたたえた。渾身(こんしん)の116球に得た収穫も大きかった。次戦こそ今季初白星をつかむ。【波部俊之介】

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