<阪神3-5ヤクルト>◇9日◇甲子園
ヤクルト石川雅規投手(45)がプロ野球史上初となる24年連続勝利を達成した。通算187勝目。通算200勝の節目まで、残り13勝となった。
5回5安打3失点(自責1)。援護を信じて粘投すると、3点を追う6回に打線が5得点で逆転に成功した。
45歳2カ月での今季初勝利。プロ1年目の02年から24年連続勝利。24年連続勝利は、85~07年工藤(横浜)88~10年山本昌(中日)93~15年三浦(DeNA)の各23年を抜いた。
45歳以上で白星は14年9月5日山本昌(49歳0カ月)以来4人目で、先発勝利は浜崎(阪急)山本昌に次いで3人目。
石川は通算187勝目で、そのうち救援勝利が1度だけあり、先発では186勝。先発通算勝利は鈴木啓(近鉄)の287勝が最多だが、大卒投手では村山(阪神)の185勝を抜く新記録となった。
ちなみに、先発だけで200勝以上の投手は11人おり、石川の先発186勝は歴代13位。
ヒーローインタビューでは「1人でできる数字ではない。家族、監督、コーチ、裏方さん、そしてファンの皆さんのおかげです。年齢を重ねましたけど、必死に毎日やっています。ボールはそんなに速くないですけど、何とか自分の良さを出してやっていける。また次の登板に向けて、しっかり準備していきたい」としみじみ語った。
▽ヤクルト高津監督(石川について)「誰もがやったことのない記録なので、誰もコメントできないぐらい、すごいと思います。入った時から知ってますが、向上心と謙虚さと負けん気。それがいっぱい詰まった大きな投手です」
▽DeNA三浦監督(ヤクルト石川の24年連続勝利に)「45歳でね、しんどいこともいっぱいあったと思うし。本当に偉大な記録だと思います」
▽ヤクルト石山(今季3セーブ目を挙げ、同郷秋田出身の石川の記録に貢献)「石川さんの1勝というのはすごく重いので、勝ててよかったです。リスぺクトしかない偉大な先輩。試合後は握手とハグをして『おめでとうございます』と伝えました」