<DeNA-阪神>◇23日◇横浜
友人兼師匠の借りは返せなかった。DeNAアンドレ・ジャクソン投手(28)が阪神打線の機動力にペースを乱された。
1回先頭、近本に中前打を浴びると、初球で二盗を決められた。犠打で1死三塁とされ、森下にも初球を右前適時打。わずか7球で先制を許した。三浦監督は前日22日の試合後「こんな時だからこそ、先に点を」と連敗中の先制点の大事さを強調していたが、4試合連続で先制を許す展開となった。
三森の適時打で追いついた直後の4回にも、踏ん張れなかった。2四球が絡んで2死満塁とされ、中野に適時打を浴びて勝ち越された。5回5安打2失点、5四死球と乱れて2勝目はならず。「変化球が思ったようにコントロールできず、自分の投球ができなかった」と悔やんだ。
前日の同戦ではバウアーが7回4失点で黒星を喫した。ドジャース時代から親交のある2人。今や「友」であり、お互いがお互いの「師匠」でもある。練習日にはブルペン投球を見せ合い、変化球の握りや投球フォームを教え合う。ジャクソンは「彼はものすごく知識が豊富ですし、いろいろなことを学べて、ありがたい存在」と感謝する。バウアーに対する阪神打線の反応を参考に勝ち投手を目指したが、2勝目とはならなかった。【小早川宗一郎】