<楽天3-2ソフトバンク>◇27日◇楽天モバイルパーク
楽天の高卒4年目に、待望の1発が飛び出した。3回、小森航大郎内野手(21)の第2打席。「真っすぐだけに狙いを絞って」。カウント0-1から前田純の139キロ直球を捉えた。打球は、左翼席へ吸い込まれた。打った瞬間「お!これ(スタンドに)行ったんじゃない?」と人さし指を立てダイヤモンドを回った。「チームを勢いづけたかった。最高の結果になって良かった」と満面の笑みを浮かべた。
1軍で生き残りをかける。以前までは迷いやうまくいかない事があると気持ちが落ちていたが「渡辺2軍監督から『今まで見ていた中で、いい選手っていうのは、どんな時でも、苦しいときでもキラキラしているんだよ』って言われたので、そういう気持ちで取り組んでいます」。内野手登録だが、この日は右翼で先発出場。4回の外野守備で打球処理にもたつき、5回からベンチに下がった。「(外野守備は)まだまだなので。信頼して9回まで、試合の勝敗がつくまで、打席のことも考えて小森を残しておきたいって思ってもらえるように、当たり前のことを当たり前にできないと」と反省した。
昨季リーグ覇者に連勝し、チームは今季最多の貯金2。期待をかける小森の活躍に三木監督は「必死に若々しく思いっきりやってくれたら。彼にとっても記念すべき日だと思うので、これを機にしっかり努力してもらえたら」と目を細めた。【高橋香奈】