【オイシックス】大川陽大「らんま1/2」とコラボした阪神戦で猛打賞「今後も変化させながら」

オイシックス対阪神 5回裏の第3打席でバットが真っ二つに折れるオイシックス大川(撮影・小林忠)

<2軍交流戦:オイシックス5-6阪神>◇15日◇ハードオフ新潟

オイシックスは、阪神との接戦を5-6で落とした。4回表に打ち込まれ逆転されたが、4番大川陽大左翼手(25)が初回の先制適時打を含む3安打2打点と存在感を際立たせた。新潟県出身の漫画家、高橋留美子さん(67)の代表作「らんま1/2」とコラボした3連戦の最終戦。5回裏の第3打席でバットが1/2に折れるハプニングがありながらも、今季2度目の猛打賞を記録。目標のNPBドラフト指名へアピールした。

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大川がポテンシャルを発揮した。右の長距離砲は1回裏1死一、二塁で先制となる中前適時打を放ち、勢いに乗った。「三振は避けたかった。落ち球を打った。なんとか(打球が)落ちてくれた」。続く第2打席は右中間への二塁打。3-6の5回裏無死二、三塁で回ってきた第3打席はバットが縦に真っ二つに折れるアクシデントがありながらも、カウント1-2から遊安打で進塁し、打点1を追加した。今季2度目の猛打賞に「状態はいい形で保てている。このまま続けていきたい」とうなずいた。

これで5試合連続安打とした。好調の要因は<1>急いで打ちに行かないこと<2>バットの握りを変えたこと。<1>は「しっかりとボールを見ながら『対投手』を作っていく。がっつくと相手に踊らされる」。<2>については「構えた時に全身に力が入っていた。握るというよりは包み込む感じ。ヘッドの走りも良くなってきた」と説明。結果を求めるあまり早打ちになっていたが、より脱力することでリラックスして打席に立てるようになってきた。

阪神との3連戦は、新潟出身の漫画家で実は阪神ファンの高橋さん原作の人気TVアニメ「らんま1/2」とコラボした。この日はパンダ姿の早乙女玄馬がスタジアムを盛り上げた。主人公・早乙女乱馬の父である玄馬は、水をかぶるとパンダになり、湯をかぶると元に戻る体質。25歳の大川は「少し上の世代ですよね? 内容までは、あまり分からないです…」と頭をかいたが、自身は打席上のマインドとバットの握りを変えたことが功を奏し、3安打2打点と大暴れした。

加入1年目。目標のNPB入りに向けたアピールは始まったばかりだ。「いい時ほど、おごらずに。雑になるとバッティングが崩れると思う。今後も微調整しながら、ですね」。いい時こそ振り返りながら、常に変化を求めていく。【小林忠】

○…東京国際大から新加入のルーキー今井亮太投手(23)が5回表から3番手で登板し、2回無失点の好投を見せた。身長188センチの右腕は「あまり良くなかったが、真っすぐで押しながらスライダーがうまく決まった。まだ(登板)6試合。ここからが勝負」と気は緩めなかった。