長嶋茂雄さん祭壇に飾られたゆかりの品々 喪主三奈さん「長嶋茂雄の誇りが詰まっております」

長嶋さんの通夜・告別式の会場に展示されたゆかりの品(読売新聞社提供)

肺炎のため3日に89歳で死去した巨人長嶋茂雄終身名誉監督の通夜、告別式が都内の桐ケ谷斎場で執り行われた。喪主を務めた次女・三奈さんが、ジャイアンツカラーで埋め尽くされた祭壇への思いを語った。

祭壇は三奈さん希望でジャイアンツカラーで彩られ、背番号3のユニホーム、天覧試合でホームランを打った時に使用したバット、松井秀喜と一緒に授与した国民栄誉賞の金のバット、天皇陛下から直々に授与された勲記と文化勲章が飾られた。

三奈さんは喪主あいさつで「私からのお願いなんですが、実は、父の祭壇をどのようにするか打ち合わせをした時に、本来でしたら、グレーだったり、落ち着いた印象にするんですが、私はどうしても父の大好きなジャイアンツカラー、オレンジにしたくて、どうかオレンジの花で、父を囲ってくださいと言って、このような素晴らしい明るい祭壇を作っていただきました」と明かした。

続けて「この祭壇には、長嶋茂雄の誇りが詰まっております。皆様、もしお時間がございましたら、帰りがけにお持ちの携帯でいいので、ぜひ父の誇りやこの祭壇、父と一緒に最後の記念写真を取ってあげてください。その時はどうか涙は見せずに、笑顔で思いっきり父に笑って話しかけてあげてください。そして、その写真は皆様の心の中にずっと留めておいていただけますと、大変ありがたく存じます。本日は誠にありがとうございました」と締めくくった。

長嶋さん棺を乗せた車は7日午後2時33分に自宅を出発。同3時13分から24分にかけて東京ドーム周辺(黄色いビル前→水道橋交差点、壱岐坂下交差点→東京ドーム前)を通り、同4時3分に斎場に到着した。

通夜の参列者は126名。うち、親族は長嶋一茂氏ら27人、巨人関係はV9のチームメート、監督時代の選手、コーチが62人、現在のチームからは阿部慎之助監督、二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ、橋上秀樹作戦戦略コーチ、村田善則総合コーチ、亀井善行打撃コーチ、古城茂幸内野守備コーチ、松本哲也外野守備兼走塁コーチ、杉内俊哉投手チーフコーチ、内海哲也投手コーチ、實松一成バッテリーコーチ、ウィーラー巡回打撃コーチ、丸佳浩外野手、岡本和真内野手の13人が参列した。