<全日本大学野球選手権:東海大6-2青森大>◇9日◇1回戦◇東京ドーム
今秋ドラフト候補の東海大の大塚瑠晏(るあん)内野手(4年=東海大相模)が、初戦から輝きを放ち1回戦突破に導いた。
初回にカットボールを捉え右越え2ラン。貴重な先制点をもたらし「スタンドまでいくまで思っていなかったですけど、伸びてくれて入ってよかった」と振り返った。3、6回には一塁への内野安打を放ち猛打賞。「アグレッシブベースボールを掲げている中で、それができた」と力を込めた。
玄人たちの目をうならせた。スタンドで見守ったDeNA篠原スカウトは「春のリーグ戦からバッティングも良かった。サイズの割にコンタクト能力にたけている。うちのチームでいえば、柴田や林にも負けない守備力がある」と走攻守優れた選手と高評価。元巨人スカウト部長の長谷川国利監督(62)も「守備と走塁に対する意識や技術に関していえば、社会人、プロでもすぐに溶け込んでいけるレベル」と信頼は厚い。
両親がつけた名前の瑠晏(るあん)は「人を魅了するように」と願いが込められ、「成功ももたらす」画数だ。3年ぶりに戻ってきた全日本大学選手権。東京ドームで早速スタンドを魅了した。