【阪神】才木浩人が汗まみれ熱投7勝!5回1失点で球団62年ぶり9戦2失点以下の快挙もたらす

広島対阪神 阪神先発の才木(撮影・加藤孝規)

<広島1-6阪神>◇8日◇マツダスタジアム

先発マウンドに立つ才木浩人投手(26)が、広島打線の攻撃をギリギリで止め続けた。5回まで毎回ヒットを許し、再三得点圏も走者を背負った。それでも3回1死満塁で小園に与えた押し出し四球の1点だけ。6安打4四球と苦しいマウンドになったが、ピンチで踏ん張り続け、相手打線に決定打を許さなかった。

才木 ボール先行で、カウントが悪く追い込んでからも決めきれない、すっきりとしない投球になってしまいました。ちょっと自分らしくないピッチングが続いているのは正直なところなんで…。野手のみんなが先制点、追加点と得点を取ってくれていたのにリズムよく投げられなかった。

反省ばかりが口を突いたが、この日は試合開始時点から気温が30度を下回らない敵地マツダスタジアムでの熱帯夜のナイター。背番号35のユニホームはたっぷり汗を吸い込み、色が変わっていた。5回114球の間に、3度もユニホームを着替えて酷暑を乗り切った。

1日巨人戦で挙げた6勝目に続き、2試合連続で5回で降板。週頭を任された新火曜日の男として、到底満足できるものではない。だが要所で崩れず、しっかりゲームメークしたからこそ、チームに破竹の9連勝を呼び込んだ。この快進撃の間は特に投手陣の粘りの投球が光り、これで9戦連続2失点以下。球団では藤本定義監督時代の1963年(昭38)以来、実に62年ぶりの快挙となった。

才木 やっぱり真っすぐ勝負できてない。自分で逃げている感じのピッチングもちょいちょいある。メンタル的なところもあるし、やっぱりゾーンにしっかり勝負できてないから、球数も増えていると思う。自分らしくどんどん攻めるピッチング、もう1度しっかりできたらいいのかな。

たくさんの汗をしたたらせた中で、課題も明確になった。次回こそはの思いはより強くなった。しっかりリセットして、圧巻投球を取り戻す。【伊東大介】

 

▼阪神が6月28日ヤクルト戦から9連勝。9連勝以上は2年ぶりだが、この9試合はすべて2失点以下。阪神の9試合連続2失点以下は63年9月29日~10月8日以来、62年ぶり。また、藤川監督は今年が1年目で、阪神の新人監督が9連勝以上は82年6月18日~7月2日に11連勝した安藤監督以来、43年ぶり。