日本野球機構(NPB)は4日、来季から「リプレーセンター」を導入すると発表した。
プロ野球では18年からリクエスト制度が始まり、判定に異議のある際、監督が映像によるリプレー検証を求めることができる。現在は各球場で行っているが、審判の負担の大きさなどを鑑みて、球場外で一括して検証できるシステムに切り替える。
会見したNPBの中村勝彦事務局長は「現在は仮称です。正式名称ではありませんが、リプレー検証を行う場所という意味で『リプレーセンター』と呼んでいます」とし、判定者については「基本的には審判員が最終ジャッジを行います。サポートスタッフの人数などは検討中ですが、審判が見るという点は変わりません」と説明した。
米大リーグでもリプレー検証開始時は各球場で行われていたが、現在は1カ所で全試合の判定が行われている。
同氏は「米国も当初は球場で行っていましたが、現場で走って検証するのは負担が大きいというデメリットがありました。そのため、外部にセンターを設けて、そこで冷静な判断を下すという案がメリットとして挙げられています」「(NPBでは)8年間、現場で審判が暑い中戻って検証するという状況が続いてきました。冷静な判断ができる環境と、しっかりした映像をもとに判断する体制を作ることが目的です」と述べた。
今後、正式名称や導入への承認、確認などを進めていく。