ソフトバンクの高卒2年目左腕、前田悠伍投手(20)が今季2度目の先発マウンドに上がる。5日のロッテ戦(ZOZOマリン)に登板予定。7月13日の敵地楽天戦でプロ初勝利をあげ、2軍での調整登板をはさんでの中22日登板。20歳の誕生日だったこの日は本拠地で最終調整。先発ローテーションとして1軍完走の誓いを立てた。
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20歳になった前田悠は、毅然とした表情で誓いを立てた。「1軍にはずっといたいです。最後まで2軍に落ちることなくやっていきたい」。午前は投手練習で黙々と汗を流し、午後は空路で東京入り。今年は一味違ったバースデーを迎えた。
プロ初勝利を飾った7月13日の敵地楽天戦から中22日、2度目の先発マウンドが回ってきた。5日のロッテ戦で20歳初先発。左腕は「変わらずいつも通りに投げたい。いつも通りに投げるっていうことだけしか意識していない」ときっぱり話した。初のカード頭も「全然何も意識していない」と高卒2年目とは思えない落ち着きっぷり。「たまたまカード頭だっただけで、投げるのは別にどこでも変わりはない」。狙うは誓い通りに先発ローテーション定着で1軍完走だ。「まだ戦力でもないですし、しっかりアピールしていかないといけない。アピールをして爪痕残すっていうのを意識して投げたい」と意気込んだ。
ロッテには同じ高卒2年目の寺地や、大阪桐蔭の先輩にあたる藤原がいる。寺地は23年のU18日本代表でチームメートだった。「仲はいいですよ。楽しみです。藤原さんもいるので、しっかり抑えられるようにやっていきたいです」と対戦を心待ちにした。幕張は「初めて」と明かすもZOZOマリン特有の風をしっかり警戒。「投球練習で風をしっかり見て投げていければ」と冷静に対処する。
先発陣は有原、モイネロ、大関の3本柱が各9勝。若手の模範となる投球を見せている。倉野投手チーフコーチは「一流選手の姿を見て感じるもの、学ぶことはたくさんある。若い選手にとっても手本。取り組み方とか意識の持ち方だったりでも勉強になる。どんどん吸収してほしい」と相乗効果を期待した。ロッテ3連戦の2戦目は大津、3戦目は松本晴の見込み。20代の若手3人で首位のチームを勢いづかせる。【只松憲】