首位ソフトバンクが盤石の「先発3本柱」で新庄ハムを返り討ちにする。9日からみずほペイペイドームで1ゲーム差の2位日本ハムと直接対決3連戦がスタート。初戦は有原航平投手(32)で、2戦目以降はリバン・モイネロ投手(29)、大関友久投手(27)が控える9勝トリオで一気に首位固めを狙う。小久保裕紀監督(53)は「ここに合わせてローテを組んだ」と自慢の先発陣に期待した。
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小久保監督は午前中に東京から空路で帰福。みずほペイペイドームにそのまま足を運び、若手のピックアップ練習を見守った。佐藤直、山本、井上らのフリー打撃をじっと見つめ、練習が終わると報道陣の取材に対応。1差で追われる2位日本ハムとの首位攻防3連戦の前日だが「まぁまぁ。まだ100試合やろ。残り43試合もあるんでね」と冷静だった。
9日からの本拠地日本ハム戦は初戦が有原。2戦目はモイネロ、3戦目は大関が控える見込みだ。9勝トリオの投入を問われると「後半戦のローテを組む時にここはそうしようと思っていた。ここに合わせてローテを組んだ」と対日本ハムを意識したローテ再編であることを明かした。さらに2週間後は再び週末カードで日本ハムと敵地3連戦。通常の中6日で登板すれば土曜日が有原、日曜日モイネロの並びが再び可能になるというメリットもある。
有原は自身7連勝中と勢いに乗る。7月の月間M5Pにも選出され「もう少しいいピッチングができたなと思うところがある。8月もしっかり頑張りたい」と引き締めた。日本ハム戦は完封勝利を挙げた7月1日以来の登板。この日は午前中に行われた投手練習に参加して最終調整を終えた。まずはカード初戦で自身8連勝を目指す。
モイネロは対戦成績が5試合で3勝0敗、防御率1・29の「日本ハムキラー」だ。今季の通算防御率1・28はリーグトップを走る。大関も自身7連勝中で、6月以降は8試合に登板して防御率0・60。60イニングを投げて自責点は4点のみと驚異的な成績を残している。接戦が予想される首位攻防3連戦にふさわしい先発3人が本拠地のマウンドに上がる。
7月末のエスコンフィールド3連戦では2勝1敗で勝ち越しに成功して首位を奪った。今度は福岡で新庄ハムを返り討ちにする。【只松憲】