<中日2-3広島>◇8日◇バンテリンドーム
中日が広島と入れ替わり5位に転落し、借金10となった。延長11回、決勝点は暴投だった。1死三塁。マウンド上でマルテと山井投手コーチ、内野陣が話を終えた直後、二俣への初球が外角へ大暴投となった。またしても救援陣が自滅した。
18度目の完封負け目前だった9回一塁。4番細川成也外野手(27)が、左中間スタンドへ。起死回生の11号同点2ランで延長に持ち込んだ。この日、「2025年7月度の大樹生命月間MVP賞・セ・リーグ打者賞」が発表され、御礼の1発となった。
2回、広島に2点先制されたが、三塁手チェイビスが坂倉のゴロを緩慢な守備で内野安打にし、二俣の強いゴロで記録は二塁打となったが一塁手ボスラーが止めきれずピンチを広げた。井上監督は「記録的には失策になってないが、あれが痛かった。やっぱり何かしらの隙がある」と苦言を呈した。
7月4日に右尺骨肘頭疲労骨折で離脱した守護神松山がこの日1軍に合流。早ければ9日にも出場選手登録される。細川は「なんとかAクラスに入れるようにやっていくしかない。1試合もムダにできない」と話す。12年以来のCSへ可能性はある。自滅して落ち込んでいる暇はない。【石橋隆雄】