【楽天】若き4番黒川史陽“ボール球”強振、本拠初アーチ「自分でも意味のわからないホームラン」

楽天対日本ハム 1回裏楽天1死一、二塁、右越え3点本塁打を放つ黒川(撮影・井上学)

<楽天3-1日本ハム>◇15日◇楽天モバイルパーク

楽天の若き4番が本拠地初アーチで約2カ月ぶりの借金完済に導いた。0-1の1回1死一、二塁。黒川史陽内野手(24)が見逃せばボールという、日本ハム北山の高め149キロ直球を強振した。「自分でも意味のわからないホームランでした」。右翼ポール際に3号逆転3ランをたたき込み、対日本ハム戦の連敗を6で止める原動力になった。

名門の智弁和歌山では1年夏から5季連続で甲子園出場を果たした野球エリートだ。「5回出たんですけど、5回とも全部負けちゃったんで、課題が見つかるというか、5回とも全部悔しかったんで。甲子園行って、またもっと強くなろうというか、そういう気持ちにはなりました」。今夏の甲子園で母校は初戦敗退したが、後輩たちの道しるべになるべく高校野球の時期に躍動している。

勝負強い打撃で6月の今季初昇格以降は、この日を含めて7度の決勝打をマークする。4番として6試合連続で出場中の若武者は、下園打撃コーチから「4番に入っても自分のスタイルを変えてないので好調をキープできてると思う」と絶賛された。

「4番目」の意識で相手投手と対峙(たいじ)する。「その打席で自分のできる役割を自分なりに考えてやってるつもり。そこは何も4番だからとかは、あんま考えてはないです」。自己最長の9試合連続安打と勢いに乗る24歳が、豪快弾で6月20日以来の勝率5割復帰を呼び込んだ。【山田愛斗】

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