<日本ハム4-3ソフトバンク>◇22日◇エスコンフィールド
2位日本ハムが首位ソフトバンクとの天王山第1ラウンドを制した。
2回に2点を先制されるも、3回2死一、二塁で清宮幸太郎内野手(26)の中前適時打で1点差とし、続く郡司が四球を選び満塁としてから主砲レイエスが2点中前適時打を放って一時逆転。6回に追い付かれるも7回先頭の万波中正外野手(25)が決勝19号ソロを放った。
投げては1点リードで8回に登板した斎藤友貴哉投手(30)が3番近藤、4番山川、5番中村を3者凡退に抑え、勝利への流れをつなぎ、最後は守護神の柳川大晟投手(22)が2死一、二塁のピンチを背負いながらもリードを守りきった。
ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止し、ゲーム差を2・5に縮めた。
試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
「ウチの誇れるピッチングコーチたちが、あの継投ね。玉井くんから上原くん、斎藤くん…斎藤くん? ハッハッハ。柳川くん。金村くん今、ちょっと決め球を探してるとこなんで、斎藤くんでしっかり抑えてくれて。いや、しびれましたね(笑い)」
-斎藤には、こういう活躍を期待していたと思う
「なんかもうマウンドで堂々としてるというか、ここ1カ月ぐらいずっといいんでね。安心して見て…られないけど(笑い)。あのキャラがね(笑い)。ボールは素晴らしいんで。いや、よかった、よかった。自信になったんじゃないですか。今日のピッチング」
-昨日は萎縮するんじゃないかみたいな話ありましたけど
「してたと思いますよ。これマジで、この取材が終わった後、選手たちの声聞きたいんで。ちょっと、その記事にしてほしいなと。そういうの、僕はチェックしてるんで。こういう気持ちでやってたんだっていうのを知りたいから」
-今日の球場の雰囲気もすごかった
「いや、それはもうソフトバンクさんのおかげですよ。ほんとに。追いかける立場ではありますけど、こういうね、わくわくする試合をさせてくれているのはソフトバンクさんなんで。きっちり明日、明後日勝たせてもらって、さらにデッドヒートをね、ファンのみんなに見せれたら、もう言うことないですけどね」
-万波が大事なところで決勝アーチ
「ほんとですよ。ああいうとこで決めてくれる男とは信じてましたけどね。それも本人にちょっと聞いて、知りたいですよね」
-監督も辛抱強く起用してきたのは、こういう場面で活躍する期待があるから
「いいピッチャーがソフトバンクさんは多いんで。やっぱり点を取るのは1発っていうところも、岸マネジャーと話していたんで。岸マネジャーに感謝します(笑い)」
-20日のオリックス戦の試合前練習で万波くんに声をかけていた
「万波くん本人に言いました。『今、大きいのは捨てよう』と。大きいのは出るから。あの、ペッパーって分かります? トスバッティングのように、とにかく芯に当てようと。センターに、芯に当てて、ペッパーの延長で『大きいのは捨てよう』ってことは伝えて『分かりました』と。で、(20日の試合は)1打席目にピッチャーライナー(投ゴロ併殺打)を打ってくれたんで『あ、調子上がってくるな』と思って。で、その後に2本(安打を)打って。ここからでしょ。ちょっと石井くんの状態が下がってきたところで、万波くんの状態が上がってきて、清宮くんも上がってきてる。ま、レイエスはいつも通りね、しっかりタイムリー打ってくれて。ちょっといいバランスになってきましたね」
-だんだんスタメンが固まってきた
「明日も同じ。で、ガラッと変わっていたりして(笑い)。うそ~んって(笑い)」
-8回の守備では五十幡と矢沢を打者ごとに入れ替えた
「斎藤くんのボールが強いんで、しっかり見極めて振っていく近藤くんがちょっとレフト方向に行くかなと。山川くんは今、たぶん意識してるバッティングがセンターから右っていうイメージを持ってたんで代えたっていうだけなんですけど…全然飛ばなかったけど(笑い)」
-相手打者の特徴や守備範囲などを考慮して
「ですね。あとは打球への1歩目のスタート。詰まっても、まだ五十幡くんの方が矢沢くんより1歩目が早いんで。矢沢くんはちょっと、ダイビングキャッチをするときに、肘から先が固いから、そういうところ。まあまあ大した、あれじゃないです」
-そこまで徹底するのは、この試合を勝つという意識
「もちろんです。この3連戦が勝負の分かれ道っていうゲームの中で、やっぱ1球1球、1人1人が大事になってくるから。でもね、難しいのは斎藤くんじゃなかったら、あそこはチェンジ、チェンジはしてないかもしれない。これは性格の問題で、間が嫌なピッチャーもいると思うから…斎藤くんでよかった(笑い)」
-斎藤は堂々としていた
「あれが、よかったかもしれないしね、逆に間が(生まれて)。ちょっと明日、今日みたいな試合になると思いますけどもね、盛り上がりましょうよ、ね」