【日本ハム】「心臓6センチ飛び出た」近未来エース継投で連勝 22歳福島蓮3勝、ドラ1柴田獅子初H

日本ハム対ソフトバンク 3回表、無失点に抑えホッとした表情の福島(撮影・黒川智章)

<日本ハム8-3ソフトバンク>◇23日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(53)の勝負手がハマって天王山2連勝だ。「なかなか行けないっすよ…福島くん、柴田くん(の継投)。心臓が6センチぐらい飛び出てた…ハッハッハ」。腹をくくって送り込んだ“近未来エース”リレーで首位ソフトバンクを封じた。

先発を任された高卒4年目、22歳の福島蓮投手にも期する思いがあった。「去年の8月23日、ここで負けてるんで」。1年前も本拠地でソフトバンク戦に先発したが、5点リードを守りきれなかった。この日は2回に4点の援護を受けると、同じ轍(てつ)は踏まない。リードを守ってキャリアハイの3勝目。成長した姿に指揮官も「福島くんでいってよかった」と笑顔だ。

そして6回からはドラフト1位の二刀流右腕、19歳の柴田獅子投手を投入した。「僕と小久保監督が(昨秋の)ドラフト会議で柴田くんの人生を決める(くじ引きをした)。1年目にソフトバンク戦で投げさせることに僕は意味があると思った」と大事な試合を託した。

柴田も快投した。自己最速タイの154キロをマークし、8回2死から3連打を浴びてプロ初失点を喫したが、堂々と初ホールドだ。「最後、連打を食らったことは間違いなくプラスになる」という新庄監督の思惑通りに、柴田も「打たれて良かった。バッターとしての感覚も吸収できる。投げながら勉強していた」と振り返った。1度抹消されるが、今後も1軍に同行する予定だ。

将来のエース候補2人がノビノビと結果を残して連勝し、首位とは1・5差。新庄監督は「2つ取ったら3つ行きたいね」。逆転Vが射程圏に入る3連勝へ、24日はエース伊藤で正面突破する。【木下大輔】

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