【とっておきメモ】ソフトバンク中村晃、3月に手紙添え若鷹に本贈る「やり抜く力」で1500安打

楽天対ソフトバンク 8回表ソフトバンク2死、中村は通算1500安打となる右越え本塁打を放ちボードを掲げる(撮影・足立雅史)

<楽天10-3ソフトバンク>◇26日◇弘前

シーズン開幕前の3月のことだった。打席数確保で2軍戦に出場したソフトバンク中村晃は、福岡・筑後市の「若鷹寮」で暮らす選手全員に本を贈った。およそ55冊を自費で購入。やり抜く力の重要性を説いた自己啓発本で、直筆の手紙まで添えた。

アンジェラ・ダックワース著の「やり抜く力 GRIT(グリット)」がその本。「物事が成功するか否かは、才能よりもやり抜く力が強いかどうかで決まる」という事実をさまざまな研究をもとに証明している。中村は周囲が認める「練習の鬼」。己が歩んできた道が記されていた。「いつかこんな本があったなって思い出して読んでくれたら。頭のどこかで覚えててくれたらっていう思いです」。

添えられた手紙にはこんな一文があったという。「読んでマイナスになることはないと思います。みなさんの未来が少しでも良いものになりますように」。通算1500安打は「やり抜く力」で積み上げてきた。【ソフトバンク担当=只松憲】

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