【阪神】新人の初勝利導いた梅野隆太郎の勝負の嗅覚「腕を振った。ああいう1球が勝利になる」

早川太貴(左)をねぎらう梅野隆太郎(2025年8月撮影)

<DeNA-阪神>◇28日◇横浜

阪神梅野隆太郎捕手(34)の存在感が改めてクローズアップされた。

18試合ぶりのスタメンマスクだった27日は、初先発のルーキー早川太貴(25)とのコンビを任された。「自分が初出場したかのような気持ち。それぐらいの気持ちでマウンド上がるんやろうなって思うとね」と緊張感を持って臨んだ。

試合前には「ここまでやってきたことを出そう」と背中を押した。球速は140キロ超だが、ストライクゾーンの中で勝負するテーマを確認した。早川は順調にアウトを重ねた。

「立ち上がりを抑えて、ちょっとホッとしたと思う。あとはもう目の前の打者を取ることをテーマにして、しっかり腕を振りながらゾーンの中で勝負できた。だからこういう緊迫したゲームを取れたと思う」

4回には足をつりながらも続投。ハイライトは2-0の5回。抑えれば勝利投手の条件をクリアする。2死三塁で蝦名達夫外野手(27)を3球種で追い込み、最後は143キロの高く浮いた直球を振らせた。

梅野は「いい感じで(高めに)吹き上がって三振を取れた。打者があそこを振るってことは、しっかり腕を振っているということ。気持ちで抑えた1球なんじゃないかな。ああいう1球がチームの勝利になる」と振り返った。

藤川球児監督(45)も「強い気持ちで最後まで攻めました。勝負強かった」と勝敗を分ける場面の投球を称賛した。

捕手は今季も坂本誠志郎捕手(31)との併用でスタート。ここまでは坂本の出場機会が増えているが、3安打した力強い打撃も含めて野手最年長・梅野が果たす役割も多い。

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