【都市対抗野球】元阪神の北條史也が両足つるもV弾「気持ちよかった」NTT西日本が2回戦進出

NTT西日本対三菱重工East 9回表NTT西日本1死一塁、北條は左越えに決勝本塁打を放ち足を痛め三塁に向かう(撮影・柴田隆二)  

<都市対抗野球:NTT西日本2-1三菱重工East>◇第1日◇28日◇東京ドーム◇1回戦

11年連続出場のNTT西日本は前回王者三菱重工Eastとの接戦を制し、2回戦進出を決めた。

値千金の1発で均衡を打ち破った。0-0で迎えた9回1死一塁、プロ野球阪神でプレーし、三菱重工Westから補強選手として出場の北條史也内野手(31)が、高めのカットボールをたたき左翼席へ運んだ。「打席に入るときにはもうつってました」と両足をつりながら気力で放ち、ゆっくりとダイヤモンドを1周した。都市対抗野球の東京ドーム通算2100号となるメモリアルアーチで試合を決めた。

試合終了後には、スタンドからは北條コールが沸き起こった。「社会人になってから味わっていなかったので、気持ちよかったです」と手を挙げて応えた。

NPBから社会人野球へ舞台を移した昨年は、三菱重工Westで出場し、本塁打を記録するなどチームをけん引する活躍を見せた。惜しくも準々決勝で敗れ、リベンジに燃えていた今年は予選で敗退。だが、プレーに加え経験値や人間性を評価され、NTT西日本の補強選手として声がかかった。「いい経験ができるなと思って、日々過ごしている。(近畿地区の)第1代表の選手として恥じないように。三菱重工Westの代表だと思って臨んでいる。大会が終わってから、自分のチームにいい部分を持って帰りたい。また活躍できるように頑張りたい」。最高峰の舞台で2年連続結果を残した。【北村健龍】