【ソフトバンク】異例?首位チームが緊急MTG「恥ずかしい。この時期にこんな野球」小久保監督

ロッテ対ソフトバンク 選手交代を告げベンチへ引き揚げるソフトバンク小久保監督(撮影・小沢裕)

<ロッテ4-3ソフトバンク>◇31日◇ZOZOマリン

パ・リーグ首位のソフトバンクがミス連発で2連敗を喫した。走塁死、捕逸、暴投、けん制死…。ロッテを上回る14安打を放ちながら3得点にとどまり、攻守にわたって自ら勝機を手放した。小久保裕紀監督(53)は試合後にナインを集めて緊急ミーティングを実施。「準備不足。恥ずかしいです。この時期にこんな野球をして」とカツを入れた。2位の日本ハムが連敗の中、痛恨の「お付き合い連敗」となった。

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小久保監督の口調は、いつにも増して速かった。開口一番の言葉は「正直、昨日も今日も勝ちゲームでした」。前日30日は先発の有原が6回に突如崩れて敗戦。「今日の負けは痛いです」と一言だけで球場を後にした。一夜明け、この日はミス連発で自滅。何より痛恨なのは、デッドヒートを繰り広げる2位の日本ハムが2日間とも先に敗れていながら「お付き合い」の連敗という事実だ。

指揮官は言う。「日本ハムが負けたのでそこは運があるなと思うけど、今日みたいなことをしていたらその運からも見放される」。ソフトバンク監督に就任した際には「勝利の女神は細部に宿る」と話していた。厳しい表情になるのは当然だった。

まずは1-1の3回に先頭の山川が左翼線への打球を放ちながら、二塁で憤死。その後に今宮の安打が飛び出しただけに、もったいないアウトだった。3回は嶺井が捕逸2つ、尾形が暴投。バッテリーミスと3被安打で勝ち越しを許した。

負の連鎖は続く。反撃を目指した1-3の4回は2死一、二塁の好機で二塁走者の野村がけん制死。さらに8回2死一、二塁では代打柳町が中前適時打を放つも、一塁走者の川村が三塁を狙ってアウトになった。同点、逆転のチャンスを逃して1点止まり。最終的に14安打でわずか3得点。試合を決めた“決勝点”は嶺井の捕逸だった。

試合後、小久保監督はナインを集めて緊急ミーティングを行った。「集めて話をした。野球は間があるスポーツ。間がある時に何を考えられるか。何も考えていないようじゃプロ野球選手じゃない。準備不足」。打つ、打たないの問題ではない。戦いの場での姿勢についてカツを入れた。

合計11泊の長期ロードは2勝6敗で終わった。これで3カード連続勝ち越しなし。「恥ずかしいです。この時期にこんな野球をして」。昨季のリーグ王者、さらに今季の首位チームらしからぬ敗戦だった。【只松憲】

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