【DeNA】三浦監督「優勝可能性0%になるまで」筒香嘉智、ドラ1竹田祐、好調蝦名達夫に期待

DeNA三浦監督(2025年8月31日撮影)

<月刊ハマの番長~シーズン5~:第6回>

DeNA三浦大輔監督(51)が、舞台裏や思いを語る「月刊ハマの番長~シーズン5~」。第6回は残り24試合となったシーズン最終盤へ向けた意気込みを語った。状態を上げてきた筒香嘉智外野手(33)、蝦名達夫外野手(27)、デビューから2戦2勝の竹田祐投手(26)らへの期待や長期離脱となった牧秀悟内野手(27)との舞台裏などを明かした。【取材・構成=小早川宗一郎】

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7月に積極補強を敢行し巻き返しをはかったが8月は12勝14敗。ゲーム差を縮められなかった。

「流れに乗れそうで乗れず、今月も6、7月に続いて3カ月連続で負け越してしまった」

首位阪神とは17・5ゲーム差。「勝ちに全振り」のシーズンだったが、日増しに遠ざかる現実を理解しつつも、最後まであきらめてはいない。

「優勝の可能性が0%になるまでチームとして追い続ける。それは当然のことです。そこを目指して、そこを信じて、そこに向かってやっていかないといけない」

8月頭には主将で4番の牧が「左MP関節尺側側副靱帯(じんたい)修復術」の手術を行い、長期離脱が決まった。1日、東京ドームで本人と話をした。

「チームとしてとても痛いですけど、本人が一番悔しがっていました。抹消の話をした時に、今まで見たことのない表情でした。長期離脱も初めてでしたし、相当悔しい表情をしていました」

牧は出場を続ける道も模索したがトレーナーと話をしてストップをかけた。

「後遺症が残るかもしれないというところで無理をさせられない。でもまだ今季の復帰を諦めたわけではないですから。1日でも早くという思いで取り組んでいますし、本人もやれる範囲で毎日戦っています。牧の驚異的な回復を信じて待つのみです」

明るい兆しもある。ドラフト1位の竹田がプロ初登板から2戦2勝。開幕から出力が上がらずに苦しんだが、8月になって負傷者が続出したローテの救世主に名乗りを上げた。

「この時期になったけれども、自分でつかんだ1軍のチャンスを結果で示し、次につなげてくれました。カウントをしっかり作れるし、ボールも春先に比べてかなり強くなっています。ファームの監督、コーチやスタッフの皆さんで取り組んでくれた成果だと思います。ドラフト1位の力を見せてくれています」

蝦名も8月は打率3割4分4厘、4本塁打、OPS・997と打線を引っ張り、スタメン出場を続ける。

「エビは今、レギュラーをつかめるかつかめないかの勝負どころだと思います。体もキツくなって攻めも厳しくなり、8月は7死球と多くなっています。その中でも毎日必死に戦ってくれています」

筒香も8月は11戦8発と打撃の状態が上がってきた。日本では6年ぶりとなる三塁の守備も無難にこなして、チームに新たなオプションを提供。

「打撃は本来の姿になってきたと思います。自分で志願してファームのゲームに内野を守りにいって、準備をしてくれました」

泣いても笑ってもシーズン最後の1カ月。

「残り試合も少ない。全員でなりふり構わずに戦っていきます」

9月のDeNAの戦いに注目したい。

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