<巨人4-1ヤクルト>◇2日◇京セラドーム大阪
巨人が逆転で競り勝ち、連敗を2で止めた。
1点を追う4回に中山礼都内野手(23)が特大の6号同点2ラン。5回1死満塁の好機で吉川尚輝内野手(30)が押し出しの四球を選び、決勝点を奪った。終盤の8回には泉口友汰内野手(26)の右越え2点適時打で突き放した。
先発の戸郷翔征投手(25)は6回4安打1失点。6四球と制球に苦しむも、なんとか粘り5勝目を手にした。7回はケラー、8回は大勢がつなぎ、最後は守護神のマルティネスが今季36セーブ目をマークした。
8月は12勝14敗と黒星先行にとどまったが、9月は白星発進。借金を1つ返して2とした。
阿部慎之助監督(46)は試合中にベンチで「4番捕手」でスタメン起用した岸田行倫捕手(28)に熱弁するシーンが中継カメラに捉えられた。内容について問われると「ちょっと配球のことで話をした。それ(配球の要求)に応えられなかった投手に対して『ちゃんと自分で指摘しなさい』というのは言いましたね。初球、様子を見てボールから入って、その次もボールじゃどうしようもないし、外のまっすぐ、ボール球から様子を見ようと思ったやつが、ど真ん中まで来て、打たれたって言うのはね。やっぱキャッチャーとしては、全てが崩れてしまうので」と指摘した。
さらに「僕らが怒るのは簡単なんですけど、やっぱり現場で出ている、受けているキャッチャーが言ってあげた方が、僕はきくんじゃないかなと思っている。僕は(現役時代は)どやしてましたけどね、いつも。やっぱ勝てないんで、そうしないと。そういうのいうのも、キャッチャーの仕事。勝つためにやるわけですから。負けようと思ってボールから入るわけでもないし。様子見るわけでもないんで」と自らの実体験を踏まえた捕手論を展開した。